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〈Topic’18〉「伝統の技 雨ニモマケズ」下鴨神社で蹴鞠はじめ

2018.01.16

1月4日、下鴨神社で「蹴鞠はじめ」が開催された。悪天候のため開催が危ぶまれたものの、午後2時頃、小雨の降る中で予定通り始められた。本殿の前に設けられた鞠庭で、伝統装束に身を包んだ蹴鞠保存会のメンバーが、鹿皮の鞠を作法に従って蹴り上げた。周囲には多くの参拝客が集まり、時折歓声を上げたり、拍手をしたりしながら、伝統の技を楽しんでいた。
蹴鞠は約1400年前に中国から伝わって日本で発展し、明治期に入って衰退したが、蹴鞠保存会により継承された。現在は下鴨神社を始め、いくつかの神社で定期的に行われている。(雪)

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