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京大は、３月２６日付の通知で、４月１日から対面での新入生勧誘活動の実施を条件付きで認めることを発表した。対面新歓について大学は、昨年３月３１日付の自粛要請以降、一貫して自粛を求めてきたが、今回の通知で初めて制限を緩和した。

対面での勧誘活動を認める条件は、次のとおり。▽参加する新入生は京大生に限り、事前にオンラインで各団体に申し込みをすること▽全学公認団体であり、団体としてのルールを策定して大学の許可を得ること▽活動当日は参加者に３７・５度以上の発熱、体の怠さ、咳がないことを確認し、氏名・入退場時間等を記録すること▽マスクの着用、手洗い、換気、対人距離の確保を行うこと▽密にならない人数に限ること▽活動後速やかに解散すること。

また、大学は同通知のなかで、対面で勧誘活動・団体紹介の場として「ビラ紅萠祭」の開催を発表した。紅萠祭は、例年では、各団体がテントでの勧誘活動、ビラ配布、ステージ発表等を行うイベントだが、今年は吉田南グラウンドで、事前に申し込んだ全学公認団体が勧誘ビラを配布するという形態で開かれた。４月２、５、６日の開催が予定されていたが、５日は前日の雨天によりグラウンドの状態が悪く、中止となった。