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映画「鴨川ホルモー」完成 劇団ケッペキ・吉田寮が撮影協力

2009.04.04

作家・万城目学原作の映画「鴨川ホルモー」が4月18日に公開されるのに伴い、3月13日に映画出演者インタビュー(関西圏の学生報道団体対象)が開かれた。万城目氏は平成12年京大卒で、『鴨川ホルモー』で第4回ボイルドエッグズ賞受賞。代表作に『鹿男あをによし』、『ホルモー六景』などがある。

本作は本木克英監督のコメディ映画。3月22日には沖縄国際映画祭でゴールデンシーサー賞を受賞し、監督は「青春の愚かさ、ばかさを元気いっぱいに描けた」と話す。

映画「鴨川ホルモー」にはエキストラとして京大のサークルである劇団ケッペキ、また撮影場所として吉田寮が協力。劇団ケッペキがオファーを受けたのは昨年3月頃であり、部員である2人が映画に出演している。また、吉田寮は2月に撮影依頼を受け、寮内会議で可否が話し合われた後撮影を承諾した。

物語の内容は、小さなオニを操って他大学と競争を繰り広げる怪奇なサークル「京大青竜会」に入部した主人公が、京都・京大を舞台に恋愛、友情の青春ドラマを繰り広げるというもの。クスノキ前、百万遍周辺、吉田寮など、京大生に縁の深い場所が撮影場所になっており、主要登場人物である京大生たちがどれだけ納得のいく演じられ方をしているかが見物となろう

映画「鴨川ホルモー」特集 京大生は世人の脳にいかなる像を描くかも参照