時計台記念館 塔時計 4面全て故障 京大 原因は「不明」 2024.09.16 撮影は9月9日の7時57分。時計は1時47分ごろを指している 9月19日時点で、百周年時計台記念館の4台の時計が全て停止している。京大によると、時計は9月6日より「故障により」停止しており、13日時点で「原因が不明なため、調査を実施している」とした。 時計台の時計は1925年2月に設置されて以来、京都大学の時を刻んできた。69年に大学紛争の過程で破損したが、整備士の杉谷鉄夫氏が復活させた。その後、故障と修復を重ねながら現在に至る。 本部構内勤務の警備員に、10日以上にわたる塔時計停止の原因について尋ねると、杉谷氏が2015年3月に引退し、その後は別の業者が担当しているものの、「今回の修理はできる人がなかなか見つからないそうだ」と話した。