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ニトリ がん研究センターに寄附 京大 新施設に社名つけ感謝

2024.06.16

今年3月、株式会社ニトリホールディングスから、京大がん免疫総合研究センターに対する寄附があった。京大によると寄附額は非公開だが、センターの整備に活用する方針。京大は寄附への謝意をこめ、4月に完成した同センター新棟内の多目的ホールを「ニトリホール」と命名した。

がん免疫総合研究センターは、がん免疫研究・治療の課題解決や研究者育成を目的に、本庶佑特別教授(当時)を長として2020年4月に設立された。ニトリホールディングス社が同センターの「がん免疫研究を追求し、がんを制圧する」とする理念に共感し、今回の寄附に繋がった。

同センターでは今年4月、医学部構内の南東角に新施設「Bristol Myers Squibb棟」が完成した。施設は10月以降の供用開始を見込み、がんの基礎研究にあたる3部門と、臨床・応用研究にあたる3部門の計6部門が使用する予定。延べ床面積は9500平方㍍で、300名を収容できる実験室やオフィスのほか、地下には専用の動物実験施設を整備する。1階は教育活動や展示のスペース、収容人数170名の多目的ホールを設ける。

京大は5月に公式ホームページで、ニトリによる寄附への「感謝の意」を示すため、新施設に整備する多目的ホールを「ニトリホール」と命名すると発表した。同ホールは学術講演会をはじめ、演奏会や産学連携イベントなど幅広い用途での活用を見込む。がん免疫総合研究センター開所式典に合わせ、11月の供用開始を予定している。