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「社会起業家」育成へ法人設立 産官学連携 京大も参画

2024.06.16

京大は5月16日、東大や博報堂などと共に、一般社団法人「WE AT」を設立した。産官学が連携し、社会課題に取り組む「社会起業家」の発掘と育成を主な事業とする。

同法人は京大や東大、博報堂の他、東京医科歯科大、東大IPC(東大の子会社)、住友生命、キヤノンMJの発起によるもので、日本政府やシンガポール政府系機関の支援も受けて設立された。なお、東大は本紙の取材に対し、京大と東京医科歯科大、東大IPCには東大が参画を呼びかけた、と明かした。京大からは、理事に室田浩司・成長戦略本部長、諮問委員に湊長博総長が就任した。

「WE AT」は、中長期的に社会起業家を育成し、社会課題解決型の起業を支援する持続可能な仕組みを構築するために、創業と成長の支援やイベント開催などを行う。7月から社会起業家養成プログラムを、11月には起業家向けのコンテストを開催する予定だ。一方、本紙の取材に対し京大は、学内でのイベントの開催について「現在予定はありません」と回答した。

なお、「WE AT」の活動はOECDが提唱する「Well-Being Framework」を念頭に置いたもので、経済・自然・人的・社会資本の蓄積を通じて、多面的なWell-Being(人間的な豊かさ)の実現を図るという。