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情報公開連絡会 廃止方針を維持 國府学生理事が回答

2024.05.16

京大の國府寛司学生担当理事・副学長は4月4日、学生意見箱に寄せられた質問への回答のなかで、時期は未定だが「情報公開連絡会は廃止する予定」だと述べた。従前の方針を維持したものとみられる。

情報公開連絡会は、大学当局内の決定前の情報を学生に公開するため、1998年に開始された。学生が副学長と対面で意見交換する場として利用されていたが、2016年3月以降は開催されていない。16年当時、「諸般の事情」により中止すると発表され、中止に至った具体的な理由や経緯は明らかにされなかった。ただし、川添信介学生担当理事・副学長(当時)は京大ウェブサイト上で、連絡会について「一部の学生等が、一方的な主張を繰り返し、大学側に詰問口調で問い詰める場となっている」と指摘し、「廃止したい」と述べていた。

國府副学長は今回、「今のところ開催予定はなく、時期は未定ですが情報公開連絡会は廃止する予定」と回答した。23年7月にも川添副学長(当時)が「時期は未定ですが廃止する予定」と同意見箱で回答している。國府副学長はこの方針を引き継いだものとみられる。

京大は本紙の取材に対し、23年度当初の「國府寛司副学長と教学部との打ち合わせにおいて、『今のところ開催予定はない』という状態であることを確認」したと答えた。

5月16日現在、京大ウェブサイトの情報公開連絡会のページには、「2024年3月に予定していました情報公開連絡会は、諸般の事情により中止します」との記述がある。しかし京大は本紙の取材に、開催の予定はなかったが、「十分な確認を行うことなく従前の例に倣い掲載してしまった」と答え、近日中に修正するとした。