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京大 事務組織を改編 コンプラ部など新設

2024.05.16

4月1日付で京大事務組織の一部で改編が行われ、産官学連携課が研究推進部から渉外部へ、国際・共通教育推進部が部局事務部から事務本部へそれぞれ移動した。そのほか、コンプライアンス部、総長オフィス、CFOオフィスが新たに設置された。

今回の改編でこれまで研究推進部に属していた産官学連携課が渉外部へ移管し、渉外部が「渉外・産官学連携部」へと名称を改めた。本紙の取材に対して京大は「成長戦略本部の所管する業務を担当する事務組織を統合したため」と回答した。成長戦略本部は同じく4月1日に新設した組織で、京大は当該組織を「国際卓越研究大学への採択に寄与するため、または採択後を見据えたもの」としている。

また、国際・共通教育推進部が「全学的に統括及び連絡調整する」ことを目的として、部局事務部から事務本部に移動した。この移動が「組織の運営に与える影響はない」としている。

コンプライアンス部は総務部、人事部及び公正調査監査室の業務や部署を統合したもので、目的を「コンプライアンスを強化するため」とした。傘下には法務室、内部統制室、調査室、⼈権室を設けた。主な役割として、調査室は公正な研究活動の推進や、全学のハラスメント相談窓口に関すること、法務室・人権室は訟務や、学則その他の規程等の制定及び改廃・個人情報の保護に関することとしている。

さらに、既存のプロボストオフィスに加え、総長オフィスとCFOオフィスが新設された。CFOは最高財務責任者の意味。総長、CFOの指示や業務にかかわる企画立案、連絡調整やその他の支援に関する事務を役割とする。

一連の改編による学生生活への影響について京大は、「直接的な影響はない」としつつ、「学生の皆さんにとってもより良い体制となることを目指している」とコメントしている。変更の内容は、京大が3月29日にホームページで発表した達示第29号「京都大学事務組織規程の一部を改正する規程」にて公表されている。