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寮の自主整備 悪戦苦闘

2009.11.20

11月14日、吉田寮で寮生ら有志を中心とする学生10数名が建物の自主的なメンテナンス活動を行なった。これは築97年が経過し老朽化が問題となっている木造建物を、学生自身の力で少しでも建造当初の状態に戻そうという趣旨。毎月第2土曜日をメンテナンス作業の日と定め、10月から活動を始めたのだそうだ。この日は寮建物の土台を埋もれさせている土をシャベルで掘り返す作業(付近の水はけを良くすることで寮建物を腐食から守るそうだ)を木の根と悪戦苦闘しながら行なっていた。当面はこの作業を続けるほか、屋根の上に溜まった堆積物の除去も検討しているという。作業後にはカレーが振舞われ作業参加者は“労働の後の一皿“をペロリと平らげていた。有志は「寮内・寮外を問わず多くの人に作業へ参加して欲しい」と話している。この活動に対する問い合わせは075・753・2537/2538(呼)まで。(魚)