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防災研、新研究部門を設置 気象協会から寄附

2009.10.18

京大は10月1日、防災研究所に日本気象協会からの寄附研究部門が新たに設置された、と発表した。水文環境に関連する環境問題や災害のメカニズムなどを研究していく。

研究部門を寄附した日本気象協会は気象や防災に関する知識の普及等を行う財団法人。2012年までに総額1億3500万円が寄附される。鈴木靖氏が特定教授に着任。実務レベルで提供される気象・水文観測情報の有効利用に関する研究や、気候変動等のデータベース化を課題としている。

◆水文学◆
天体の運行を研究する天文学に対して、地球全体の河川水、海水、水蒸気、地下水などの循環を数理モデル化して把握していく学問。