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台風18号で授業休止 5年ぶりの台風休講

2009.10.18

9月29日に南太平洋マーシャル諸島沖で発生した台風18号は、10月8日未明にかけ中心気圧94ヘクトパスカル、最大風速45メートルと勢力を保った状態で本州に上陸した。

この影響で京都大学の各部局は、開講科目を履修している全学生に対し7日、「台風接近に関する注意」等と題して8日の授業は当日午前6時半時点で暴風警報が京都府南部に発令されている場合午前の授業を休止し、午前10時半時点でも同様の場合は終日授業を休止する旨をKULASIS(教務情報システム)経由で通知した。

上陸を前にして台風は急激に速度を時速50キロ程度まで速め、また予測より進路が東側にそれたこともあって、幸い被害は予想を下回った。

京都市内では8日未明より強い風が吹き荒れたが、翌朝には快晴となった。しかし午前6時半時点では依然として暴風警報が京都府南部に発令されていたため、この日の1、2限目の授業が休止となった。台風で京大の授業が休止になったのは、2004年10月20日の台風23号上陸時以来。