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「環境報告書2009」発表 学生などの参加求める

2009.10.05

9月9日、京都大学は「京都大学環境報告書2009」をホームページ上で発表した。国立大学法人は05年に施行された環境配慮促進法で環境報告書の作成・公開が義務付けられており、京都大学でも06年度から毎年作成している。

今回の環境報告書には、京大の08年度における環境保全活動の方針、目標、実施内容、結果が掲載されている。今年の報告書は06年の初の公開からの3年間の総まとめに位置し、これまで大学の一部からしかとっていなかった環境負荷データを全キャンパスから収集した。また、学生や地域住民の意見を取り入れるためにステークホルダー(利害関係者)委員会を設置。ダイジェスト版を作成し、今後の活動への参加を呼び掛けるなど、学生の参加を求める姿勢が伺える。