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元医師に懲役8ヶ月 京大病院傷害事件で判決

2009.09.25

同僚の女性に睡眠薬を混ぜた飲み物などを飲食させ意識を失わせるなどした容疑で傷害罪に問われていた京大病院の元眼科医の判決公判が21日、京都地裁で開かれ、地裁は懲役8ヶ月を言い渡した。

判決によると、被告は今年3月21、27の両日、病院の研究室などで被害女性に、2月中旬に他の同僚のIDとパスワードを用いて不正に入手した睡眠薬を混ぜたシュークリームや茶を飲食させて一時意識を失わせた。

被告は3月までは医学研究科の院生で、4月から京大病院に勤務していた。被害者の女性は大学院の後輩で、その勤務態度に腹をたてて犯行に及んだという。4月8日の逮捕後、6月に被告は京大病院を辞職している。