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教員免許更新講習開始 博物館・造形大教授が講師に

2009.06.23

教員免許の更新制度の導入に伴って実施される免許更新講習が、6月6日から京大で行われている。

2007年6月の「改正教育職員免許法」の成立により、今年4月1日から教員免許更新制が導入された。これにより、教職に就いている者は原則として、修了確認期限前の2年間に、大学などが開設する30時間の免許状更新講習の受講・修了が必要とされた。30時間中、「教育の最新事情に関する事項」について12時間以上、「教科指導、生徒指導その他教育の充実に関する事項」について18時間以上の講習が必須とされた。

京大でも文部科学省からの通知にもとづき昨年、講習プログラムの検証・試行のための予備講習が行われ、本格実施となる今年度は6月から8月の間に8つの講習が予定されている。6月6・7日及び13日には「理科大好きな先生に変身する3日間―その1」と題して、京大総合博物館の教授と京都造形芸術大学教授が講師となり、小学校教諭を対象として、講義やグループでの理科教材の制作などを内容とする講習を行ったという。