2700号記念特集
2023.06.01
京大新聞は今号で2700号を迎える。2012年の2500号では創刊以来の歴史を振り返った一方、18年の2600号では通常どおりの紙面を積み重ねた。そこで今号では、2501号からの200号を振り返る。京大と本紙の10年を概観し、25年4月に迫る創刊100周年およびその先のあり方を考える契機とする。(編集部)
直近200号企画一覧
読者アンケート
京大新聞の現状と今後
京都大学新聞2700号に捧ぐ 【寄稿】京都大学人文科学研究所 藤原辰史 准教授
2022年度の全記事 見出し・副見出し一覧
京大新聞の名称と号数の推移
1. ご自身について(京大生/卒業生/京大の教員/その他)
2. 購読頻度(初めて/ときどき/定期購読)
3. 興味のある記事(ニュース/研究発表/スポーツ/Topic/展示評・イベント紹介/シンポジウム・講演録/書評/映画評/複眼時評[教員の寄稿]/こくばん/京大知伝/京大近所探訪/川柳・短歌/企画)
4. 今号2~4面に掲載した記事一覧のなかで、印象に残った・読みたい記事
5. 今後扱ってほしい話題
6. その他、京大新聞へのご意見
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※ハガキの場合の送付先
〒606-8317 京都市左京区吉田本町京都大学構内 京都大学新聞社 編集部宛
いくつかのニュースに共通して、〈京大が制度や組織の変更を発表→学内外から反対の声が上がる→一部修正しつつ当初の方針に沿って実行〉という流れを見出すことができ、事前事後の議論や説明の不足によって反発が起きる傾向がある感は否めない。「改革」に伴って失うものや除かれる者への思慮と、法人として求められる実行力のあるガバナンスとの兼ね合いは、一筋縄に満たせるものではないが、説明を尽くす姿勢がなければ諸施策の利点さえも十分に理解されないだろう。本紙としても多角的な取材・発信に努めたい。
また、紙面には、今号3面に一覧を掲載したとおりニュース以外にも雑多な内容を載せている。知ってもらいたい、考えてもらいたい、楽しんでもらいたい……記事によって込める思いは様々だ。時代の流れや読者の声を受け止めつつ、紙面の充実を図りたい。
紙面をいかに残すかも重要な課題だ。15年には、京大の学術情報リポジトリに過年度紙面のPDF掲載を始めた。現在、創刊から00年までの紙面が収録されており、その他の号の掲載に向けて編集部で準備している。
このほか、22年に公式サイトを刷新した。デザインを改め、スマートフォンでの閲覧にも対応した。SNSを含むウェブ媒体の活用は今後も検討課題となる。
「京大雑記」は一例と言える。本紙編集員があらゆる話題にモノ申す記事で、13年1月号では入試改革の課題、14年1月号では総長選をめぐる教職員の動向、20年7月16日号では大学当局による取材対応や情報公開の経年変化を指摘した。かつてあった社説は長らく載せていない。なくなった事情について、06〜11年在籍の編集員は「京大新聞の中で一つの見解になかなかまとまらないということもあったのではないか」と推察したうえで、編集員視点のコラムが代替として定着した旨を説明している。(12年11月16日号掲載のトークイベントにて)。
編集員以外の学生の声としては、直近の記事を例に挙げれば、情勢悪化でロシア留学から帰国した学生やOCWの管轄部局の廃止で影響を受けた学生の話を聞いたほか、京大進学者が少ない高校出身の学生による座談会を開いた。
また、20年の総長選の際には学生アンケートを実施した。諸施策に対する多様な意見が出た一方で、「よくわからない」という声もみられた。ウェブアンケートをめぐっては、一部の教員から統計学的に意味がないといった指摘を受けた。編集部として回答の集め方などに不十分さを認識しつつ、学生の声を可視化することを重視して実施したとはいえ、批判は真摯に受け止めなければならない。
京大新聞は過去に何度か休刊している。戦時の用紙不足や70年代の人手不足など事情は様々だが、そのつど完全に途絶えることはなく歴史をつなぎ今に至る。今回も例にもれず、半年後に発行再開した。ウェブ配信済みの記事もすべて紙面化した。
再開後も制限は続いた。今年5月に撤廃されるまで、他の公認団体と同様に、大学の求めに応じて感染対策の一環で活動計画を毎月提出した。それは発行前の情報を大学に教えることを意味し、報道機関として葛藤があった。対面活動の規制が厳しかった20年7月には、新総長決定に際して報道陣が集うなか、以前であればできていた会見出席が認められなかった。
紆余曲折ありつつ新たな様式での発行が軌道に乗った。オンラインツールという選択肢を得たうえに、ともすれば言い訳にもなりうる各種制約がほぼなくなったこのタイミングで、節目の号を迎えたことは、本紙の取り組みを問い直す契機とすべきだろう。
京大新聞としては、当面は紙媒体を中心にウェブを活用する方向性を維持するだろう。創刊100周年やその先を見据え、記事内容も含めた試行錯誤を続ける所存だ。そのヒントとして読者アンケートが参考になる。3面に掲載した手順でぜひ回答してほしい。(村)
目次
直近200号で振り返る京大と本紙の10年直近200号企画一覧
読者アンケート
京大新聞の現状と今後
京都大学新聞2700号に捧ぐ 【寄稿】京都大学人文科学研究所 藤原辰史 准教授
2022年度の全記事 見出し・副見出し一覧
京大新聞の名称と号数の推移
直近200号で振り返る京大と本紙の10年

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直近200号企画一覧
現在の京大新聞の紙面構成は、1面をニュース、最終面を文化面、その他の面を企画面としている。企画面ではこれまでに雑多な特集を組んできた。ここでは、その一覧を掲載する。なお、単独で1頁以上うめているものを企画とみなして列挙した。厳密に分類できるものではないが、上段には京大に関連する記事、下段にはその他の記事をまとめた。京大に関連する記事
【総長選】
総長選を考える/総長選から考える 施策総括・教員座談会(20-7-16)/総長選アンケート記述全回答(20-7-16)/山極寿一・新総長インタビュー(14-10-1)/山極氏記者会見一問一答(14-7-16)/湊長博・新総長インタビュー(20-10-1)/湊新総長就任会見一問一答(20-10-16)【大学運営】
いま、国際高等教育院(仮称)を見る。(13-1)/〈特集〉「学域・学系」構想の現在 改革をめぐる本部と部局の動向を追う(13-9/13-10-1/16)/「スーパーグローバル大学創生支援」申請一覧(14-6-16)/「世界と伍する」研究大学に未来はあるか 〈特集〉国際卓越研究大学を考える(23-1)/〈検証〉京大のコロナ対応(20-11-1/12-1/21-8/22-8/23-4-16)【福利厚生】
京大周辺寮紹介(毎年掲載)/障害学生が学びやすい京大へ 障害学生支援ルームに聞く(14-12-16)/苦学生が語る日本の高等教育(前編)(16-7-16)/〈特集〉授業料値上げ 全国に広がる値上げの流れを追う(19-12-16)/京大のメンタルケアはどこへ向かうのか(22-4-1)【授業】
グローバル時代の英語を考える「外国人教員」「英語で授業」は何をもたらすか 〈インタビュー〉寺島隆吉・元岐阜大学教授(13-11-16/14-2/3)/第二外国語特集 テキトーに決めないために(15-2)/新1回生必見! ポケゼミ受講体験記 少人数生だから、出来ること(15-3)/第三外国語特集 未知の言葉への挑戦(16-2)/宿泊型実習のすすめ 森里海連環学実習Ⅲ参加体験記(18-4-1)/こんなところに自習室(20-3)【入試】
〈高校生応援企画〉いざ大学生活へ(15-8)/思い出の品に植物を 記念すべき京大受験(18-2)【施設】
京大生協食堂特集(13-2)/京大と最終兵器「Z」 京大ゆかりの秘密兵器研究所、その実態に迫る(15-12-1)/京都大学十七不思議(17-8)/耐震化を考える(19-6-16)/京都大学のトイレ事情(19-11-1)/京都大学の建物 教育推進・学生支援部棟・文学部東館(22-12-1/23-2)/夜は長いし歩けよ京大生(15-6-16)/京大周辺の動物たち(21-12-16)/京大構内の植物 秋編・春編(22-10-1/23-4-16)/〈調査〉京大の自転車 身近な「チャリ」を掘り下げる(23-1)【進路】
卒業生就職先一覧(毎年6月ごろ掲載)/モラトリアムのすすめ〈浪人編/休学編〉(13-2)/編集員座談会 私たちはどう生きるか(14-6-1)/文系大学院の実情 進学? それとも就職?(17-1)/京大出身猟師 千松信也さんインタビュー 現代社会のすき間を埋める(15-10-1)【文芸】
年間ルネベスト〈生協ベストセラー書評〉(毎年掲載)/〈編集員が選ぶ〉二次試験までに読んでおきたい本(14-1)/編集員が薦める新入生に読んでほしい本(17-2)/〈教員が選ぶ〉大学入学までに読んでほしい本(14-2/15-2)/入学したら読んで欲しいこの一冊〈教員による書籍紹介〉(18-3)/新著『ボラード病』刊行記念インタビュー 吉村万壱 露出する仮構の世界(14-6-1)/初めて食べる「味」の作品を 第3回京大新聞文学賞 開催記念インタビュー 吉村万壱(14-12-1)/第3回京都大学新聞文学賞受賞作品全文 「ボーンの錯覚」・「朝だ元気で」・最終選考座談会(15-10-16)/京大生協・書評誌『綴葉』40周年記念インタビュー(15-6-1)/青羽悠インタビュー 「決めるのは、今の自分の方向性だけで良い」(21-7-1)/京大新聞と文士たち 井上靖・太宰治・三島由紀夫・織田作之助(22-5-16/7-1/11-1/23-3)【課外活動】
11月祭企画特集(毎年掲載)/11月祭禁酒方針を考える(19-7-1/16)/〈緊急特集〉学生集会所 建て替え計画進む 一部関係者のみで協議が進行(13-5-16)/〈解説〉広場に関する話し合い(20-4-16)/部活動・サークル紹介 マイナースポーツ特集(19-3)/インタビュー「目標は勝てる投手、信頼される投手」 京大硬式野球部 田中英祐投手(13-1)/〈特集〉京大硬式野球部 制約の中、リーグ優勝目指す(21-12-1)/映画『突然失礼致します!』 京大放送局の新たな挑戦(20-10-16)/法学部五月祭特集 得たものも多く、改善点も多く(21-7-1)【遺骨】
「アジア人文学の未来」を語る前に 龍谷大学 松島泰勝氏インタビュー(19-4-16)/〈講演録〉京大収蔵の奄美人遺骨返還を求めて(19-11-16)/琉球遺骨返還請求訴訟第一審まとめ 民族の尊厳、司法に問い直す(22-7-16)【吉田寮】
吉田寮祭 ヒッチレース体験記(13-6-1/16-7-1/17-6-16)/変わりゆく吉田寮を眺める 吉田寮百周年特集(13-9)/吉田寮建築の未来を語る 〈講演録〉尾池和夫・岸和郎(16-9)/吉田寮退去の「基本方針」を検証する(18-1)/〈吉田寮問題〉川添理事・山極総長記者会見録(19-2)/〈吉田寮訴訟〉理事記者会見一問一答(19-5-16)/〈寄稿〉一橋大学寮における寮費と留学生居住の問題(19-5-16)/吉田寮百年物語(2019-7-16/8/9/11-1/20-1/2/10-1/12-16/21-2/4-1/6-1/22-4-16/9 計13回)【その他】
ニュースダイジェスト(毎年3月号)/日中交流サークル座談会 報道されない中国を知る(16-3)/国際交流特集(16-3)/日研生座談会 京から始める国際交流(17-9)/立て看板規制を問う(2018-5-1/6-16/7-1/8)/京都大学のいまを考える 自由と平和のための京大有志の会 主催「ひろば」(16-4-16)/「立て看・吉田寮問題から京大の管理強化を考える」 〈特集〉緊急シンポ(18-3)/〈特集〉12月19日京大集会踊らされるな自分で踊れ-大学の今とこれからを語る集い-(19-1)/学部自治会特集(13-2)/追悼 岡田節人 〈寄稿〉一つの時代の終焉阿形清和(17-2)/複眼時評 京大教員は語る(過去の3件再掲)(17-8)/教員インタビュー「研究の現在地」 廣野由美子氏・村山美穂氏・樋口雅一氏・平川佳世氏(22-2/3/12-1)/京大出身者僅少校座談会(23-4-1)/京大の女子学生とジェンダーバランス(23-5-16)/原理研系サークルに注意!(毎年掲載)その他の記事
【京都観光】
京都の紅葉をめぐる ライトアップ特集(14-12-1)/京都の秋をめぐる 紅葉特集(16-12-1)/京都桜紀行 (17-4-16)/冬の写真特集 制約下の冬を写真に(21-1)/京都乗合バス紀行 京都バス32系統 花背線編(13-12-1)/市バス・京都バス旅行記 バス一日券で京都を堪能する(18-9)/1日乗車券で行く 叡山電車旅行記 (19-4-16)/〈銭湯特集〉京都湯屋探訪録 東山湯温泉、銀閣寺湯、栄湯、平安湯、銀座湯(13-6-16)/〈庭園特集〉そうだ 京の庭、行こう。 (13-8)/1コマでキャンパスを飛び出そう! (14-4-16)/京で涼む 〜鴨川の源流をたどって〜(14-8)/紫野にまします千年の社 今宮神社(15-7-1)/京大周辺の石碑を巡る (16-11-1)/京大周辺ゲストハウス特集 京都のここにお泊りやす(17-2)/ふらっと左京区 (21-5-16)/源氏物語ミュージアム 宇治十帖の世界をたづねて(22-1)/京大近所探訪特別編 (22-5-16)/京都の白い冬 ユリカモメを追う 北に過去に(16-1)/鳥と人と海鳥の遺産 冠島 色濃く残る信仰の形(17-7-1)/てくてく鴨川遡江記 (21-5-16)【府外観光】
教習所特別企画〈教習所体験記/ドライブ紀行〉(毎年掲載) (13-4-1)/ラグビー観戦に行こう!(19-10-1)/みんぱくで、世界を周遊。 国立民族学博物館(21-12-16)/〈釜山旅行記〉歴史の記憶をたどる(前編) 植民地/朝鮮戦争/民主化運動(16-12-1/17-1)/辺境探訪 北海道一周旅行記(22-10-16)/そうだ、京都出よう! (22-12-16)/現代日本における贈与文化とその実用的可能性について 京都土産を中心に(13-5-1)/帰省企画 お土産送ったら帰省した気ぃせいへん?(20-5-16)【食】
京大周辺ベジレストラン特集(15-5-1/5-16)/京の伝統を味わう 夏の風物詩・水無月特集(15-6-16)/お酒で一杯、いかが。(18-8)/自炊への第一歩 一人飯特集(19-9)/コロナ下で楽しむ、食欲の秋。 (21-10-1)【映画】
関西クィア映画祭特集 映画は私たちに何を語るのか(23-10-16/17-11-1) /〈インタビュー〉映画館で観るという体験 シネ・ヌーヴォ支配人 山崎紀子(14-11-16)/高畑勲とその時代(23-11-16/12-1/16/14-1) /映画プリキュア劇場版プリキュア全20作品レビュー(16-4-1/4-16) /映画評4本立て(20-1/2/21-1/23-4-1)/長編作品6選 (21-2)/サメ映画通への第一歩 寝ても覚めても暑い夏に(22-7-1)/恐で涼む 〜24時間、ホラー映画を鑑賞してみた〜(14-8)/〈夏休み特別企画〉恋愛映画一朝一夜 燃える愛の24時間(15-8)/この夏、見るべきホラーはこれだ 24時間検証(22-6-16)【文学】
対談 認識は旅をする〈菅原和孝×池澤夏樹〉 からみあう〈人類学的思考〉と〈文学的想像力〉(14-10-16)/ラノベで読む日本文壇史(18-6-1/16/7-1/8/10-1/11-16/12-1/19-1/2/3/4-16/6-1/16/7-16/10-1/16/11-1/12-1/20-1/2/4-1/22-1 計22回) /解かずに読む 共通テスト書評(22-2/23-2) /『フランス革命の省察』を読む 「保守主義」の原点とは何か(13-1)/南総里見八犬伝を読む (16-5-16)/意外と知らない京都の図書館 (13-7-16)/ふれて選ぶ、古書の魅力 古書店特集(21-10-16)/桜書評・美術評 (17-4-16)/京都で活躍する「よそさん」を追う 編集プロダクション「アリカ」永野香さん・新家康規さん(15-3)/ページを束ねて「時間」を作る 「共和国」下平尾直氏インタビュー(17-8)【演劇・芸術・音楽】劇評「ツレがウヨになりまして」 (17-6-16)/田辺剛氏インタビュー 演劇集団「MMST」に聞く 不明な部分を不明なままに掲示する(17-10-16)/色とりどりのアートの世界へ 〈芸術の秋〉美術館特集(21-11-1)/ビートルズが残したもの 来日50周年企画(16-10-16)【時事】
投票率低下を考える ivote 関西代表・徐東輝氏インタビュー(15-5-1)/〈企画〉災害から知る「京都」と「防災」 京都と地震の関わり―歴史地震から南海トラフ巨大地震まで―(18-9)/消費税増税と最低賃金改定 京大周辺から影響を探る(19-10-16)/現代日本の「右傾化」と「平和主義」について インタビュー前編権赫泰 韓国・聖公会大学教授(13-4-16/5-16)/自主ゼミ「浅野健一ジャーナリズム講座」第7回 日本のメディアの常識は世界の非常識(16-8) 【京大新聞講演会】11月祭講演会録 ニッポン、ハシシタ、シシュウカン~グローバル・リーダーってなんなんだ!?~ 池田浩士 青空講演会(12-12-1/16)/〈京大新聞11月祭講演会録〉円城塔「アンドロイドは二つの文化の夢を見るか」 講演編・質疑応答編(14-1)/京都大学新聞社11月祭特別講演21世紀の資本主義を読み解く 橘木俊詔・京都大学名誉教授(15-12-16)/いま、ジャーナリズムがおもしろい 浅野健一氏が講演〈京都大学新聞社 新歓講演会〉(17-5-16)【入試】
受験体験記(一部を除く1・2月の受験生応援号に掲載) /受験生に知ってほしい6つのこと (15-1)/受験にヤク立つ薬草図鑑 (17-1)/神頼み特集 (23-1)/試験終わりに行きたいご飯処特集 (20-1)【福祉】
知ってますか? 自助グループうぃーたす京都・しゅわっとつばさ(14-6-16/7-16) /献血へ行こう! 〈インタビュー〉学生目線で広めたい京都府学生献血推進協議会(15-11-1)/『知のバリアフリー』刊行記念インタビュー「障害」を切り口に学びを変える 国立民族学博物館 広瀬浩二郎氏(15-2)/福祉×ビールを目指して 西陣麦酒自閉症・知的障害者支援(19-4-1)【その他】
〈インタビュー〉日本社会と「男の絆」 灘中学校・高等学校教諭 前川直哉氏(13-5-1)/〈講演録〉桐島、就活やめるってよ ~就活しか、私たちの生きる道はないのか~(13-8)/インタビュー連載企画「LGBTのいま」第一回LGBTと学校 「クラスに一人」の思春期事情 遠藤まめた氏(14-7-1)/「ベランダー」のすすめ ベランダで始める植物栽培(14-7-16)/京大新聞90周年記念 90キロメートル走に挑戦! (15-4-1)/意外と知らないプラごみの世界 (17-3)/特集 たばこの世界 (17-5-1)/日常からの脱出-謎解きの世界へようこそ- 謎解き制作団体ハードナッツ代表インタビュー 謎解き公演はこうして生まれる(18-7-16)/〈連載〉きょうの妖怪 飴屋の子育て幽霊・人喰い地蔵と三高地蔵(23-3/5-16) /編集員バイト体験記 (23-4-1)目次へ戻る
読者アンケート
本紙へのご意見を募集します。以下の質問について、Googleフォーム(下記)かハガキでご回答をお送りください。今後の取材・編集に活用します。1. ご自身について(京大生/卒業生/京大の教員/その他)
2. 購読頻度(初めて/ときどき/定期購読)
3. 興味のある記事(ニュース/研究発表/スポーツ/Topic/展示評・イベント紹介/シンポジウム・講演録/書評/映画評/複眼時評[教員の寄稿]/こくばん/京大知伝/京大近所探訪/川柳・短歌/企画)
4. 今号2~4面に掲載した記事一覧のなかで、印象に残った・読みたい記事
5. 今後扱ってほしい話題
6. その他、京大新聞へのご意見
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京大新聞の現状と今後
◉昨年度の紙面
2022年度は18回発行した。面数で言えば合計84頁、記事本数は243本を数える(分担執筆の「企画」は全体で1本扱い)。その一覧を左表にまとめた。新しい内容としては、短歌・川柳の投稿を募ったほか、個々の学生の営みに焦点を当てる京大知伝というコーナーを設けた。◉ここ10年の紙面
今号2面のトップニュース一覧を見ると、ここ10年の京大の動向がうかがえる。国際高等教育院、学域・学系、特色入試、GPAなど、今は定着した制度の端緒がみられるほか、吉田寮や遺骨など継続して取り上げた話題もある。いくつかのニュースに共通して、〈京大が制度や組織の変更を発表→学内外から反対の声が上がる→一部修正しつつ当初の方針に沿って実行〉という流れを見出すことができ、事前事後の議論や説明の不足によって反発が起きる傾向がある感は否めない。「改革」に伴って失うものや除かれる者への思慮と、法人として求められる実行力のあるガバナンスとの兼ね合いは、一筋縄に満たせるものではないが、説明を尽くす姿勢がなければ諸施策の利点さえも十分に理解されないだろう。本紙としても多角的な取材・発信に努めたい。
また、紙面には、今号3面に一覧を掲載したとおりニュース以外にも雑多な内容を載せている。知ってもらいたい、考えてもらいたい、楽しんでもらいたい……記事によって込める思いは様々だ。時代の流れや読者の声を受け止めつつ、紙面の充実を図りたい。
◉京大新聞の10年
京大新聞社としての活動を振り返ると、15年に3回目となる文学賞、12年・13年・15年・17年に講演会を主催した。新聞の販路拡大にも着手し、16年に丸善京都本店、17年に京大生協での販売に至った。紙面をいかに残すかも重要な課題だ。15年には、京大の学術情報リポジトリに過年度紙面のPDF掲載を始めた。現在、創刊から00年までの紙面が収録されており、その他の号の掲載に向けて編集部で準備している。
このほか、22年に公式サイトを刷新した。デザインを改め、スマートフォンでの閲覧にも対応した。SNSを含むウェブ媒体の活用は今後も検討課題となる。
◉学生の声を載せる
10年前の本紙2500号では、山極壽一教授(当時)の寄稿を掲載した。そのなかで山極氏は大学改革の流れに言及。「学生諸君は(中略)もっと積極的に意見を述べてもいい」としたうえで、本紙に対し「学生の声が聞きたい」と指摘した。この点について、その後の紙面でどうなったのか。「京大雑記」は一例と言える。本紙編集員があらゆる話題にモノ申す記事で、13年1月号では入試改革の課題、14年1月号では総長選をめぐる教職員の動向、20年7月16日号では大学当局による取材対応や情報公開の経年変化を指摘した。かつてあった社説は長らく載せていない。なくなった事情について、06〜11年在籍の編集員は「京大新聞の中で一つの見解になかなかまとまらないということもあったのではないか」と推察したうえで、編集員視点のコラムが代替として定着した旨を説明している。(12年11月16日号掲載のトークイベントにて)。
編集員以外の学生の声としては、直近の記事を例に挙げれば、情勢悪化でロシア留学から帰国した学生やOCWの管轄部局の廃止で影響を受けた学生の話を聞いたほか、京大進学者が少ない高校出身の学生による座談会を開いた。
また、20年の総長選の際には学生アンケートを実施した。諸施策に対する多様な意見が出た一方で、「よくわからない」という声もみられた。ウェブアンケートをめぐっては、一部の教員から統計学的に意味がないといった指摘を受けた。編集部として回答の集め方などに不十分さを認識しつつ、学生の声を可視化することを重視して実施したとはいえ、批判は真摯に受け止めなければならない。
◉コロナ禍の活動
ここ3年は、世界中で猛威を振るった新型コロナ感染症の影響を受けた。20年4月から紙面発行を停止。大学から課外活動の全面的な「自粛要請」が出たことをふまえた判断で、新聞発行の強行という選択肢はとらなかった。人がいない構内に新聞を置く意味や編集員の安全を考慮したうえでの「自粛」だったが、実情としては、対面活動の規制下では新聞頒布のために学内郵便システムを使うことが認められず、制限緩和を待つしかなかったという側面もある。代替として、通常は1か月遅らせるウェブサイトへの記事掲載を紙面発行に相当する日程で行うことにより、情報発信の断絶を避けた。京大新聞は過去に何度か休刊している。戦時の用紙不足や70年代の人手不足など事情は様々だが、そのつど完全に途絶えることはなく歴史をつなぎ今に至る。今回も例にもれず、半年後に発行再開した。ウェブ配信済みの記事もすべて紙面化した。
再開後も制限は続いた。今年5月に撤廃されるまで、他の公認団体と同様に、大学の求めに応じて感染対策の一環で活動計画を毎月提出した。それは発行前の情報を大学に教えることを意味し、報道機関として葛藤があった。対面活動の規制が厳しかった20年7月には、新総長決定に際して報道陣が集うなか、以前であればできていた会見出席が認められなかった。
紆余曲折ありつつ新たな様式での発行が軌道に乗った。オンラインツールという選択肢を得たうえに、ともすれば言い訳にもなりうる各種制約がほぼなくなったこのタイミングで、節目の号を迎えたことは、本紙の取り組みを問い直す契機とすべきだろう。
◉今後のあり方
京大新聞は今後どこへ向かうのか。他大学では北海道大学新聞や東京大学新聞などが、節目を機にウェブ媒体への注力を表明している。ただし、両紙とも紙の発行をやめたわけではない。京大新聞としては、当面は紙媒体を中心にウェブを活用する方向性を維持するだろう。創刊100周年やその先を見据え、記事内容も含めた試行錯誤を続ける所存だ。そのヒントとして読者アンケートが参考になる。3面に掲載した手順でぜひ回答してほしい。(村)
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京都大学新聞2700号に捧ぐ 【寄稿】京都大学人文科学研究所 藤原辰史 准教授
日本のジャーナリズムが小さなものよりも大きなもの、弱いものよりも強いものに露骨に加担するようになって久しい。お金にならないニュースを避けるようになってからどれくらい経ったのだろうか。私たちはジャーナリズムが本来どんなものだったのか、忘れようとしている。京都大学新聞は、そんな時代の流れに対して、隣人である地域の人びとと連携しながら、これからも抗い、独自の言論空間を創造していってほしいと願う。目次へ戻る
2022年度の全記事 見出し・副見出し一覧
号 | 分類 | 見出し(タイトルをつけない「こくばん」は、任意の一節を抜き出した) |
---|---|---|
4月1日 | ニュース | 保健診療所閉鎖 学生ら継続要求 |
ニュース | 「ビラ紅萠祭」今年も開催 非公認団体も参加可能に | |
ニュース | 京大 3回目接種実施へ 2日間で6千人 | |
ニュース | 京大 ウクライナ侵攻に声明 「最大限の便宜図る」 | |
Topic | 時計台前にひと時の賑わい 卒業式・大学院学位授与式 | |
こくばん | (藤)思いもよらなかった未来が広がっていく驚きとスリルを楽しんで | |
企画 | 車に乗ることで見えた異世界 ドライブ紀行ー三重編ー | |
企画 | 教習所体験記 (9か月ノロノロ教習記/小心者の運転実録) | |
企画 | 〈特集〉京大のメンタルヘルスはどこへ向かうか ー保健診療所終了ー | |
その他 | 京大新聞活動紹介 | |
研究発表 | 薬学研 軟骨細胞内シグナル経路を同定 骨の伸長制御に期待 | |
4月16日 | ニュース | 研究用原子炉 4年後に運転停止 使用済み燃料の引き取り期限を考慮 |
ニュース | 大学ファンド法案に反対表明 大学教員ら「選択と集中の弊害増す」 | |
ニュース | 摂食嚥下診療センター開設 関西の大学病院で初 | |
ニュース | ウクライナの学生受け入れへ 授業料免除も | |
ニュース | 収賄罪の元職員を懲戒解雇 工事契約で物品受け取り | |
ニュース | ビラ紅萠祭 2300人来場 191団体が参加 | |
Topic | 世相に負けない晴れ姿 学部・大学院入学式 | |
こくばん | (兎) パンフレットにつられてみる | |
企画 | 吉田寮百年物語 第十二回 | |
スポーツ | 京大硬式野球部 勝ち点獲得の快挙 春季リーグでは8年ぶり〈対関西大学〉 | |
書評 | 今することを決めるために 瀧本哲史『武器としての決断思考』 | |
講演 | 杉山弘教授 最終講義 核酸化学を研究 | |
研究発表 | 小笠原固有種の起源を解明 生態系保全への活用期待 | |
5月16日 | ニュース | 〈琉球遺骨〉地裁 返還認めず 第一審判決 原告は控訴 |
ニュース | 「稼げる大学」反対1700筆 教員ら署名提出 | |
ニュース | 被告弁護士「第一審 佳境に」 吉田寮訴訟第12回弁論 | |
ニュース | ウクライナ学生へ住宅無償提供 京大 受け入れ全員分確保 | |
研究発表 | ALS治験 第2段階へ 治療薬の有効性 検証 | |
Topic | ツツジと新緑 美しく咲き揃う 正伝永源院 春の庭園特別公開 | |
こくばん | (航) 名前は私たちを特定する尊いピースだ | |
企画 | 京大新聞と井上靖 コントに見る井上靖の生涯 | |
企画 | 京大近所探訪 特別編(法然院・大田神社・門の家・栗原邸・おかいらの森・東山二条雨庭・深泥池) | |
展示評 | 「武者の世」はじまりの物語に迫る 文博「鎌倉武士の物語と京都」 | |
ニュース | 五月祭 今年も開催へ 実施予定日は6月11・12日 | |
書評 | 圧巻の世界観、物語の奔流 円城塔「Self-Reference ENGINE」 | |
イベント | 900年の伝統を踏みしめて 加茂競馬足汰式 | |
研究発表 | 血液型不適合で生体肺移植 京大病院 世界初 | |
6月1日 | その他 | 1か月で絶たれたロシア留学生活 「侵攻」認識に溝、それでも |
ニュース | 市、行政指導の文書開示拒む 立て看訴訟第4回弁論 | |
ニュース | 三井住友銀行が1位 2021年度就職先 2~4面に一覧 | |
ニュース | 11月祭全学実 事務局が事実誤認 大学による日程変更めぐり | |
こくばん | (爽) 自sinと誇りを胸に、悔いをのcosぬよう知のtan究に勤しみたい | |
企画 | 2021年度卒業生就職先一覧 | |
展示評 | 人生を肯定した人々 「ポンペイ展」 | |
研究発表 | 光合成しない藻類 全ゲノム解読 「植物とも動物とも異なる」 | |
研究発表 | 戦中写真6万点 アーカイブ化へ 京大・東大・毎日新聞社の共同研究で | |
研究発表 | 病院の水害対策タイムライン策定 20年豪雨被害の熊本・人吉で | |
Topic | 新緑を卓子にうつして 旧邸御室「新緑の薫」特別公開 | |
スポーツ | 京大野球部 春季リーグ5位フィニッシュ ベストナイン3人 過去最多 | |
研究発表 | プラスチック 自在に分解 京大など共同開発へ | |
6月16日 | ニュース | 野崎広報理事 着任挨拶 新設の役職、広報改善に意欲 |
ニュース | 「法学部五月祭」中庭で開催 大学側は事前に注意喚起 | |
ニュース | イギリス 就労ビザ新制度 京大も対象 | |
ニュース | オンラインで実習体験 フィールド研 動画公開 | |
ニュース | オープンキャンパス開催へ 来場型企画は3年ぶり | |
Topic | 庭園に咲く2万株 三室戸寺あじさい園 | |
こくばん | (楽) 「普通」に殉じてはならない | |
企画 | 〈24時間検証〉この夏、見るべきホラーはこれだ 『ドーン・オブ・ザ・デッド』『呪怨』『ゲット・アウト』『羊たちの沈黙』『エスター』『リング』『マロ―ボーン家の掟』『悪魔のいけにえ』『SAW』『ミスト』 | |
複眼時評 | 瀬戸臨海創立100周年と池田博士とサナダユムシ 後藤龍太郎・フィールド研助教 | |
展示評 | ポスター展 有名映画ずらり 「MONDO 映画ポスターアートの最前線」 | |
ニュース | 法学部五月祭 実行委員「譲れない意志あった」 開催場所、コロナ、騒音……議論重ねる | |
ニュース | 工学研究科 不審メール一斉送信 職員PCがマルウェア感染 | |
投稿短歌 | 川柳・短歌で京大のイマを読む〈初回特別編〉 京大短歌会寄稿 | |
7月1日 | ニュース | 11月祭 人数制限での開催を検討 全学実、「京大生優先」案は却下 |
ニュース | ウクライナ学生 受入開始 10月までに12名 | |
ニュース | 創立125周年 記念行事対面開催 ノーベル賞受賞の6名が講演 | |
ニュース | 課外活動 一部で制限緩和 活動制限・人数制限撤廃 | |
ニュース | 被告 訪寮求め上申書 吉田寮訴訟第13回弁論 | |
Topic | 刹那を生きる花 東林院『沙羅の花を愛でる会』 | |
こくばん | (汐) たまには手作業を試してみても良いかもしれない | |
企画 | 寝ても覚めても暑い夏に サメ映画通への第一歩 『サメ映画大全』『ジョーズ』『シャークトパスVS狼鯨』『ディープブルー』『ジョーズ87 復讐編』『シャークネード』 | |
企画 | 京大新聞と太宰治 人を見透し、惹き込む二作 | |
イベント | 性的マイノリティへの対応を考える 文学部校舎に学生と教員ら集う | |
研究発表 | 〈医学研〉ヒトの皮膚 夜間に免疫活性化 体内時計と連動 | |
映画評 | 「私は告発する」 オフィサー・アンド・スパイ | |
ニュース | 寮増設や団交を要求 熊野寮窓口交渉 | |
投稿短歌 | 川柳・短歌で京大のイマを読む〈第1回募集分〉 | |
7月16日 | ニュース | 総合生存学館 運営に全研究科が参画へ 学館長を総長が「指名」 |
ニュース | 理学研 元研究員の不正認定 図や画像を加工 結論に影響なし | |
ニュース | 京大 住友金属鉱山と共同講座 脱炭素を目指して | |
研究発表 | 月と火星への移住に向けて 京大・鹿島の共同研究 | |
ニュース | 情報学研 19年入試で出題ミス 合否には影響なし | |
ニュース | 総務理事に串田氏 前任が定年退職 | |
Topic | まだ間に合う七夕の願い 「貴船神社 七夕笹飾りライトアップ」 | |
こくばん | (順) 先日の日曜日のことを書くことにする | |
企画 | 琉球遺骨返還請求訴訟 第一審まとめ 民族の尊厳、司法に問い直す | |
映画評 | 子どもたちが魅せる、東西ホラーの融合作 『ブラック・フォン』 | |
イベント | 「くらげ風鈴」展示始まる この夏のくらっとくる暑さに | |
研究発表 | 家族性アルツハイマー 信仰抑制 治療薬の有効性を確認 | |
投稿短歌 | 川柳・短歌で京大のイマを読む〈第2回募集分〉 | |
8月1日 | ニュース | 職組 面積上限の「誤認」主張 立て看訴訟 第5回弁論 |
ニュース | 化学研 教員2名を懲戒処分 ハラスメント行為を確認 | |
その他 | 「楽しさ」を学生から高齢者へ 理・修士2年山本さん「whicker」起業 | |
ニュース | 後期授業 原則対面で実施 感染拡大も対面の利点重視 | |
ニュース | 七大戦が3年ぶりに開催 東北大で開会式 | |
ニュース | オープンキャンパス オンライン開催へ 来場型企画を中止・変更 | |
Topic | 山鉾 3年ぶりに巡行する 八坂神社 祇園祭 | |
こくばん | (輝) 自分の本当の居場所 | |
企画 | 〈検証〉京大のコロナ対応 第4弾 戻りつつある「日常」、捉え方さまざま | |
展示評 | 時代の狭間で散った魂 「幕末京都動乱~安政の大獄から鳥羽伏見の戦いまで~」展 | |
研究発表 | 田中淡の資料群 検索と閲覧可能に 中国建築研究の活用に期待 | |
展示評 | 受け継がれてきた「祈り」の精神 「考古資料とマンガで見る呪術ー魔界都市京都ー」展 | |
研究発表 | スマホアプリで不眠を改善 医学研 共同研究 | |
9月16日 | ニュース | 京大OCW 停止へ 根拠の説明なく |
ニュース | 法学研究科 潮見教授 死去 京大副学長など歴任 | |
ニュース | 山極前総長 旧統一教会系媒体に寄稿 2021年 教団との関連「認識せず」 | |
ニュース | 支援職員制度 運用本格化 事務負担の軽減図る | |
Topic | 五山の送り火 3年ぶりに通常規模で実施 | |
こくばん | (扇) 「桂男」は、中国の神話に由来する、月に住む妖怪である | |
企画 | 吉田寮百年物語 第十三回【最終回】 | |
ニュース | 〈吉田寮〉屋根を自力補修へ 大学、修繕拒否し退去求める | |
ニュース | 〈熊野寮〉大学、「無学籍者」退去求める 寮自治会「自治への介入」と批判 | |
ニュース | 11月祭 屋内企画は体育館で実施へ 大学、教室貸出拒む | |
ニュース | 飲酒運転で停職2か月 農学研究科教員 | |
ニュース | 医生研 ユーチューブ開設 改称に伴い「魅力を発信」 | |
ニュース | 文系保健室閉鎖 学生らが抗議 | |
ニュース | 交換留学の奨学金新設 安藤忠雄氏の寄附で 150万円給付 | |
10月1日 | ニュース | 琉球遺骨訴訟 控訴審始まる 原告「国際法に則った判断を」 |
ニュース | 11月祭 全面禁酒細則を適用へ 感染症対策の一環として | |
ニュース | 被験チンパンジーの治療費募る 京大の飼育施設 クラファン実施 | |
ニュース | 学習室24 深夜開室再開 翌朝8時半まで利用可能に | |
ニュース | 行政指導文書の開示巡り応酬 立て看訴訟 第6回弁論 | |
Topic | 総長「到達点であり出発点」 大学院秋季学位授与式 | |
こくばん | (涼) 海が好きだ | |
企画 | 京大構内の植物 ~秋編~ | |
映画評 | 一気見必至のエンタメホラー 『ストレンジャー・シングス 未知の世界』 | |
京大知伝 | その脚で琵琶湖の空を漕ぐ 工学部2年 中村健人さん | |
書評 | 第二の人生をキャンパスで送る 瀧本哲哉『定年後にもう一度大学生になる』 | |
ニュース | 経・特色入試 周知図る動画を制作 TikTokなどネット上で公開 | |
10月16日 | ニュース | 〈アイヌ遺骨〉返還申し入れ 総博 警備へ通報し謝罪 |
ニュース | OCW「積極的発信」検討へ 閉鎖発表から一転、年内に結論 | |
ニュース | 11月祭 来場予約実施へ 前夜祭は開催見送り | |
ニュース | 村中理事退任 プロボストに岩井氏 | |
Topic | 晩秋を告げる伏見の祭典 伏見稲荷大社 講員大祭 | |
こくばん | (匡) 砂の中から金を探す、そんな途方も無いようにも聞こえる試み | |
企画 | 辺境探訪 北海道一周旅行記 | |
展示評 | 時代と共にあった創立記念の足跡 「京大の周年行事ー史料でたどるお祝いの歴史ー」展 | |
京大知伝 | その手で「鳥」を造る 工学部2年 松原知樹さん | |
研究発表 | シジュウカラ 言語能力を確認 2語をまとめる「併合」の力 | |
展示評 | 大衆文化に見た儚さ 「アンディー・ウォーホル・キョウト」 | |
研究発表 | クモ糸1千種超 データベース化 人口糸の創出に期待 | |
ニュース | 返還免除の内定 導入 JASSO 第一種奨学金で | |
11月1日 | スポーツ | 水口ドラフト指名 ホークス育成7位 |
ニュース | OCW「作っちゃえ」 京大生有志 代替サイト制作 | |
ニュース | 11月祭 飲食企画実施へ 学外者の来場も承認 | |
ニュース | ウクライナ学生歓迎式典 留学生代表 支援に感謝 | |
ニュース | 生協組合員証 アプリへ変更 23年1月から移行 | |
Topic | ねね最期の地 庭々で心休めて 圓徳院 秋の特別展・ライトアップ | |
こくばん | (藤) 点と点をつなげる | |
企画 | 京大新聞と文士たち 過去に結んだ文壇との縁 京大新聞と三島由紀夫 | |
その他 | 京都芸術大の卒業制作 出町座で上映 『静謐と夕暮』制作陣インタビュー | |
近所探訪 | Vol.15 関西美術院 | |
イベント | ライトアップで自然信仰を表現 狸谷山不動院「灯しの森」 | |
スポーツ | 逆転サヨナラ満塁弾 劇的逆転勝利 近大から史上初の勝ち点獲得 | |
講演 | プログラム医療機器のこれから PHR利活用 産官学で議論 | |
展示評 | 伝統と現代の邂逅 『響き合うジャパニーズアート』展 | |
研究発表 | 地熱資源のリスク評価 設備腐食する酸性熱水の活用に期待 | |
11月16日 | ニュース | 来春の証人尋問で結審へ 吉田寮訴訟第15回弁論 |
ニュース | J地下 部室スペース利用再開 ピロティは引き続き閉鎖 | |
ニュース | 組合 新争点作り文書開示迫る 立て看訴訟 第7回弁論 | |
ニュース | 吉田南に警察入構 ビラ掲示めぐり京大が通報 | |
ニュース | 京大病院 一般向けPCR検査開始 「くわえるだけ」で判定可能 | |
Topic | 染まるもみじ 晩秋の足音 東福寺 秋の特別拝観 | |
こくばん | (航) 書き記し続けると決めた | |
企画 | 11月祭企画特集 | |
展示評 | 「ふくらみ」に充満する官能とユーモア 『ボテロ展 ふくよかな魔法』 | |
京大知伝 | ハーモニーをもとめて 工学部2年 曽祇世翔さん | |
イベント | 京大農場が一般公開 収穫体験や農場ツアー実施 | |
研究発表 | 人とのコラボで高評価 AI俳句に挑戦 | |
ニュース | 日本電気硝子と寄附講座 初の「信託方式」採用 | |
12月1日 | ニュース | 職組 卓越大申請へ懸念示す 法施行受け意見交換求める |
スポーツ | 水口 プロ入り決断 硬式野球部から史上2人目 | |
ニュース | 熊野寮祭 時計台前で集会 「総長室突入」予告も | |
ニュース | 〈アイヌ遺骨〉警察導入に抗議 改めて返還を要求 | |
研究発表 | 情報学研 最短手順で停電復旧 遠隔地からの融通も | |
Topic | 反射する今日の錦秋 瑠璃光院 秋の特別拝観 | |
こくばん | (大) 広大な土地に放り出されて、果たして私は生き延びられるのか | |
企画 | 教員インタビュー〈研究の現在地〉Vol.4 西洋美術史 平川佳世教授 | |
企画 | 京都大学の建物 Vol.1 教育推進・学生支援部棟 | |
映画評 | あまりに鮮やかなモノクロ映画 『ローマの休日』 | |
展示評 | ふくらむ想像を絵筆にたくして 『こわくて、たのしいスイスの絵本』展 | |
研究発表 | フィールド研 深海で落ち葉を利用 イソメの生態を解明 | |
京大知伝 | 「勝つことのできる投手」へ 法学部3年 水江日々生さん | |
12月16日 | ニュース | 〈琉球遺骨〉「引取人あれば返す」 収集時の新聞に記載、控訴審第2回 |
ニュース | 院生募集・職員雇用にも波紋 OCW運営のセンター廃止に伴い | |
ニュース | 熊野寮祭「総長室突入」 本部棟前に百人以上 警察導入も | |
Topic | 熱々大根で無病息災 千本釈迦堂大報恩寺 大根焚き | |
こくばん | (玄) 人は矛盾するものだ | |
企画 | そうだ、京都出よう! 名古屋・奈良・有馬・香川・徳島 | |
京大知伝 | 「みんな、一度落語を聞いてみて」 工学部2年 永野泰地さん | |
展示評 | 近代を彩る西洋美術 京都に咲き揃う 『ルートヴィヒ美術館展』 | |
ニュース | 法自治会学生投票 8票差で成立 遠隔授業併用など要求へ | |
ニュース | 25年度入試 法・後期廃止 学校推薦導入 全学部 共テ『情報I』必須に | |
書評 | あなたの青春は何色? 米澤穂信『氷菓』 | |
ニュース | 裁判長「条例解釈の一貫性立証を」 立て看訴訟 第8回弁論 | |
ニュース | 同一ドナーから肝小腸同時移植 京大病院 国内初 | |
1月16日 | ニュース | 11月祭 来場者は例年比10分の1 初のハイブリッド開催 |
ニュース | 「総長室突入」めぐり大学が声明 寮自治会 大学に話し合い求める | |
研究発表 | 理学研 生息魚種を定量評価 環境DNAから推定 | |
Topic | 装束姿に鞠が跳ねる 下鴨神社 蹴鞠はじめ | |
こくばん | (森) 牧場のヤギは優しかった | |
企画 | 「世界と伍する」研究大学に未来はあるか 【特集】国際卓越研究大学を考える | |
企画 | 受験体験記 | |
企画 | 神頼み特集 (北白川天神宮・北野天満宮・吉田神社・安井金比羅宮) | |
企画 | 〈調査〉京大の自転車 身近な「チャリ」を掘り下げる | |
その他 | きょうの大学散歩 京都工芸繊維大学編 | |
講演 | 秋季講義2022「分断の時代ー哲学者からのヒント」 「対話」が社会を動かす・「有事」の倫理とは | |
書評 | 偶像推すやましさ 正視するために 『アイドルについて葛藤しながら考えてみた』 | |
京大知伝 | 「緋彩」の演舞で京を彩る 農学部2年 宇治原千裕さん | |
その他 | 紀行 多様な見方ある非日常 カタールひとり旅 | |
2月16日 | ニュース | 新OCW 通常授業は原則配信せず 廃止一転継続へ、既存動画は維持 |
ニュース | 松沢元霊長類研所長 京大が提訴 入札不正めぐり 2億円支払求める | |
ニュース | 積雪で初日の試験を延期 開始30分前に通知 | |
ニュース | 京大 現地調査を拒否 琉球遺骨 控訴審第3回 | |
スポーツ | 硬式野球部・三原 阪神入りへ アナリストとして今春から | |
Topic | 春立つ神楽岡 節分祭のにぎわい 3年ぶり追儺式も実施 | |
こくばん | (営) 日々のニュースを新聞、それも紙の新聞で得ている | |
企画 | 〈寄稿〉京大周辺 寮紹介 | |
企画 | 京大新聞と織田作之助 | |
企画 | 京都大学の建物 Vol.2 文学部東館 | |
企画 | 解かずに読む 共通テスト書評 『読書と人生』『俊寄髄脳』『白氏文集』『義務について』『視覚の生命力ーイメージの復権』『小さな家』『飢えの季節』『アンダーグラウンド』 | |
複眼時評 | 義祖父の死とウムボルトの死 太田出 人間・環境学研究科教授 | |
京大知伝 | 感情を揺さぶる応援 紡ぎ出す 総合人間学部 指川啓さん | |
ニュース | 飲食・他大生の参加が可能に 課外活動制限 条件付き緩和 | |
ニュース | 医学部構内で火災 関係者や動物に被害なし | |
投稿短歌 | 川柳・短歌で京大のイマを読む〈第3回募集分〉 | |
3月16日 | ニュース | 活動制限 5月に完全撤廃へ 〈新型コロナ〉約3年ぶり |
ニュース | 〈吉田寮訴訟〉 「確約書」正当性巡り応酬 第16回口頭弁論 証人尋問 | |
ニュース | 千葉県警 熊野寮を家宅捜索 寮生の公務執行妨害容疑で | |
ニュース | Office無償提供 生協による販売は終了 | |
ニュース | 理学研究科教員 停職4か月 通勤手当約900万円を不正受給 | |
Topic | 寒空にチョッパー現れる 京大二次試験 | |
こくばん | (湊) ドキュメンタリー映画に中立性は必要なのか | |
企画 | 1年間を振り返る ニュースダイジェスト | |
企画 | ルネベスト2022 『なめらかな世界と、その敵』『人新世の「資本論」』『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』 | |
企画 | きょうの妖怪 | |
企画 | 原理研系サークルに注意! | |
複眼時評 | コロナ禍が遺したもの 原田大樹 法学研究科教授 | |
京大知伝 | ロボコン出場までの設計図 工学部物理工学科2年 高室航平さん | |
書評 | 社会学で時間を旅する 真木悠介『時間の比較社会学』 | |
ニュース | 学術会議改革案に歴代会長が声明 独立性維持のため「再考を」 |
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京大新聞の名称と号数の推移
