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文学部に石像出現!? ギリシャ・ローマ時代の美感じて

2008.11.06

10月の20日ころから文学部新館に3体の像が置かれている。新館1階西側にアフロディテ像(通称ミロのヴィーナス)、地下の文学部図書館にはアポロン像、サモトラケのニケ像が展示されている。文学研究科によると、9月から耐震改修工事が入った文学部陳列館にあったこれら3体の像について、美学美術史研究室より許可をうけて引き取り、新たに台座と説明のプレートをつけて設置したという。研究科長は「環境の整備という意味で学部生の目につきやすいところに設置した。古代の美に思いを馳せつつ勉学に励んでほしいという想いをこめた」と話す。陳列館の工事は来年3月には終了する予定だがその後もこれらの像は展示しつづける見込み。今後も絵画などの設置を行い、文化的色彩のある構内にしていきたいとしている。

《本紙に写真掲載》