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9月30日、村中孝史理事＝学生、環境安全保健、戦略調整、企画担当・プロボスト・副学長＝が退任した。

在任中に大学が実施した保健診療所や文系保健室の閉鎖、課外活動の自粛要請などに対しては、学生や職員組合から方針の見直しを求める要求書が提出されるなど、反対の声も根強かった。

村中理事が担当していた職務のうち、学生は平島理事が、環境は村上理事が、企画・調整、プロボストは岩井理事が今後担当する。

プロボストは、京大の将来構想や組織改革の戦略を立案、推進、調整する役職で、理事の中から総長が指名する。

新理事7名決まる

10月1日、前任の任期満了に伴い、7名の理事が就任した。2名が新任で、5名が再任された。任期は2年（再任可）。新理事は以下の通り。

■新任

岩井一宏（前医学研究科・医学部長）・企画・調整、附属病院担当・プロボスト▽引原隆士（前工学研究科教授・図書館機構長・情報環境機構長）・情報基盤、図書館担当

■再任

稲垣恭子・男女共同参画、国際、渉外（基金・同窓会）担当▽北村隆行・研究倫理、研究公正、研究規範、経済安全保障担当▽時任宣博・研究、評価担当▽平島崇男・教育、学生担当▽村上章・財務、入試、施設、環境担当