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京大附属図書館は9月7日、「学習室24」の深夜開室を10月1日から再開すると発表した。月曜から木曜は翌朝の8時30分まで利用可能となる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、図書館の閉館時刻と同時に閉室する対応が続いていた。

平日は9時30分から開室する。金曜及び祝日の前日は21時30分まで、土・日は10時から19時まで利用可能となる。感染対策として、座席数を約半分である50席に制限し、定期的に換気するといった対応を続けるという。滞在時間に制限は設けない。コロナ禍以前に飲食が認められていた「なごみ」エリアは、約10席を用意した自習スペースとして利用が再開され、食事は不可。

学習室24は学生・教職員用の自習室として、09年1月19日より開室。座席には電源コンセントが完備され、各種言語の辞書も設置されている。新型コロナの感染拡大をうけ、20年4月からテスト期間を除き閉室、同年10月から附属図書館の開館時間に合わせて開室していた。京大は本紙の取材に対し、深夜開室の再開を決めた理由について、施設の利用制限を緩和する流れの中で「学生からの要望に応えるため」だとした。