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森羅万象とつながる中庭を 農学部コンペティション

2008.08.08

農学部総合館の改装に伴い、総合館中庭のデザインや活用方法を学生・院生から応募する中庭コンペティションの発表会が7月30日、行われた。農学研究科や工学研究科で環境デザインを専攻する大学院生を中心に21点の応募があり、最優秀賞は細垣彩加さん(農学研究科М2)の「Communicate with Universe」に決まった。

細垣さんのデザイン案は、農学部総合館の立地する白川流域の特性や現在の植生をとりいれ、中庭の中にいくつものスポットを設けた。スポットが象徴する森羅万象と関わり、自然とのつながりを創出するのがねらい。細垣さんは壇上で、「(中庭は)農学を学ぶ者の心を育む場であってほしい」と話した。

優秀賞は2点、アイデア賞は3点選ばれた。アイデア賞のなかには中庭に引き入れた道路に水を流すという奇抜なアイディアも。受賞作は、農学部総合館2階の農学部図書館前に展示される予定。

《本紙に写真掲載》