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化学研 教員2名を懲戒処分 ハラスメント行為を確認

2022.08.01

京大は7月26日、学生に対するハラスメント行為が認められたとして、化学研究所の教員2名に対して懲戒処分を行った。

処分を受けたのは、30代助教(男性)と50代教授(男性)の2人。大学によると、2人のハラスメント行為について、同研究所に所属する第三者からの申し立てをうけ、調査委員会を設置。関係者に対する聴き取りを行った結果、学生に対して、助教授のセクシュアル・ハラスメントにあたる行為、教授のアカデミック・ハラスメントにあたる行為が認められたという。行為の具体的内容について、大学は本紙の取材に対し「当該学生に配慮し詳細は解答できない」とした。

2名の処分は就業規則に基づき、教育研究評議会の審議を踏まえて決定。30代助教を10日の停職、50代教授を半日分の減給に処した。