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時を忘れる宇宙物理の世界 ローレンツ祭開催

2008.06.18

6月10日、学部学生に広く物理学・宇宙物理学専攻の研究を紹介することを目的としたローレンツ祭が行われた。主催は京都大学大学院理学研究科物理学・宇宙物理学専攻。当日は理学部の物理に関する専門科目がほとんど休講となった。

プログラムは「オープンラボ」と「特別講義」の2つ。11時から16時まで行われたオープンラボでは、各研究室がデモ実験などを通して最新の研究の一端を紹介した。参加者は研究室に直接足を運ぶため、研究内容ばかりでなく、研究室の設備や院生の醸す雰囲気なども見ることができる。物理系の研究室を志望する学部学生の中には、何時間も同じ研究室で院生と話し込んでいる者もいた。

オープンラボの後、特別講義が理学部5号館第4講義室にて行われ、小山勝二教授をはじめとする物理学者4人が自身の経験談を交えながら研究の魅力について語った。

18時半からは、研究交歓会と題された食事会及びポスター発表が、時計台記念館2階にて行われた。集まった学生は、バイキング形式の料理を食べながら院生の話を熱心に聞いていた。

《本紙に写真掲載》