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対面授業 2カ月ぶり再開 緊急事態宣言解除で

2021.07.01

京大は、対面授業を6月24日頃より再開した。これは、政府による京阪神地域への緊急事態宣言が6月20日で解除されたことを受け、学内の活動制限基準ををレベル1に引き下げたことによるもの。対面での授業は、4月22日より原則オンライン授業に移行して以来、約2カ月ぶりとなる。ただし京大は、京都市には引き続きまん延防止重点措置が講じられていることから、大人数での食事や飲酒を自粛するよう学生に呼びかけている。

京大における活動制限は、新学期開始時点ではレベル1とされていた。これは最小限の制限であり、感染拡大の防止に最大限配慮をした上で、可能な授業は通常形式で実施していた。4月16日に京都府から入構制限の要請を受け、19日にはレベル2(−)に引き上げた。これをふまえ、対面授業は原則停止した。。25日から京都府が緊急事態宣言の対象になっても、レベル2(−)が継続されていた。宣言は一月以上続き、5月31日には、6月20日まで原則オンライン授業を継続すると発表していた。今回、宣言解除に伴って、レベル1に引き下げられた。なお、京都市へのまん延防止重点措置は7月11日までとなっている。