ニュース

医学研究科に国際共同学位 カナダのマギル大学と

2017.12.16

京都大学医学研究科は12月5日、ゲノム分野においてカナダのマギル大学と国際共同学位プログラム「京都大学・マギル大学ゲノム医学国際連携専攻(博士課程)」を2018年4月より開設すると発表した。京大での国際共同学位プログラムは文学研究科修士課程に続き2例目となる。国際的な競争力を備えた研究者や、指導者の育成を目指すという。

本プログラムは医学研究科のゲノム分野を専攻する博士課程の学生を対象としており、修了者は京都大学とマギル大学連名の学位記を受け取る。授業はすべて英語で実施される。医学研究科博士課程の標準修業年限4年のうち各大学に少なくとも1年以上滞在して授業の履修や研究をすることが修了要件となる。

プログラムに参加する学生は各大学から毎年2名ずつが公募によって選ばれ、19年度から公募を実施する。文部科学省より設置認可がおりたのが11月9日だったため、18年4月専攻開始の学生に関しては公募ができず、内部進学者を中心に選考した。