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吉田南封鎖4学生、放学に 停学中も「反省」せず(2017.08.01)

2017.08.01

京都大学は、学生4名を7月25日付けで放学処分とすることを決定した。4学生は、2015年10月27日の吉田南1号館のバリケード封鎖に関与していたとされ、2016年7月12日から停学処分を受けていた。

放学処分となったのは、薬学部4回生1名、工学部4回生2名、地球環境学舎修士課程2回生1名の計4名。

大学によれば、2016年7月12日、停学処分中の学生の構内立ち入り禁止などが書かれた「停学期間中の行動基準について」を定めたが、停学中の4学生はこれを無視し、大学構内での集会参加やビラ配りをしたという。また、彼らは復学に向けた面談に全く応じないもしくは応じても日程調整をさせないなど再度面談を実施できないようにしたとのこと。機会を与えたにも関わらず反省の情が見られない、また停学中の構内での集会参加やビラ配りにおいて、バリケード封鎖の正当性を主張したり職員を誹謗中傷したりと、これらの行動からも反省の情が認められず、大学はこれを看過することはできないとして、2015年10月のバリケード封鎖から続く4学生の一連の行為について調査・審議した結果、放学処分を決定したという。