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アメリカに全学海外拠点

2017.03.16

京都大学は2017年度中に、新しい全学海外拠点をアメリカのワシントンDCに設置する。北米を中心に国際的な影響力を向上させることが目的だ。

全学海外拠点は、海外において情報の収集・発信、現地の企業や政府機関との連携など、海外での研究・教育への支援に関する活動を行うための全学的な拠点で、これまでにロンドン、ハイデルベルク、バンコクの3か所に設置されている。4か所目となる北米拠点では、現地の関係機関とのネットワークを構築し、レセプションを開催するほか、東海岸を中心に教育研究や留学に関わる動向を調査する。政府機関や研究機関が集積し、京大の同窓会もあるワシントンDCに拠点を置くことで、これらの活動を展開しやすくし、大学の教育研究成果の発信を図る。

北米拠点設置は2月28日の役員会で決まった。2017年度中に法人格を取得し、2018年2月に本格的に活動を開始する予定だという。