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昨年の２月から建設工事を行っていた国際人材総合教育棟の運用が４月から開始された。４月２３日には関係者を迎えてオープニングセレモニーが開かれ、テープカットも行われた。主に学生の授業外での英語学習を支援するためのさまざまな設備が置かれている。

教育棟は地上４階、地下１階建て。地下にはＴＯＥＦＬ‐ｉＢＴの受験設備、地上には学生の学習相談室や外国人教員の相談窓口、国際学術言語教育センター（通称：ｉ‐ＡＲＲＣ）教員の研究室などが置かれている。教育棟の完成と運用開始に伴い、全学共通科目学生窓口は新棟へ移転した。これにより、２室に分かれていた吉田南構内共通事務部が１室に集約された。また吉田南１号館２階にあった授業準備室及び講師控え室を同館１階に移転し、授業準備室跡を演習室とすることでＩＬＡＳセミナーの開講数の増加に対応する。

国際高等教育院は、２０１３年に高等教育研究開発推進機構から改組されて成立した１４年４月に、学生の実践的英語運用能力の向上をはかるｉ‐ＡＲＲＣが教育院に設置され、その活動拠点として教育棟が建設された。