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東京オフィス 丸の内に移転

2016.02.16

1月29日、京都大学は東京における情報拠点と位置づける「東京オフィス」を品川から東京駅近くの丸の内へと移転することを発表した。新オフィスは5月の始めから利用を開始する。交通の利便性を向上し、更なる利用者の拡大を目指す。

東京オフィスは東京駅から徒歩1分の「新丸の内ビルディング」の10階に移転される。これまで品川にあったものから占有面積が小さくなり、備え付けのパソコンが使えたワークスペースなどが無くなる一方で、少人数での話し合いに使える小会議室が新たに設けられる。新丸の内ビルディングのオフィス部分は休日に施錠されるため、土曜日は会議室部分のみ利用出来るが、イベントなどは従来どおり行う予定だという。

担当者によれば、東京在住の利用者や各部局から「品川では地下鉄の乗り入れなどが無く利用しにくい」との声が多数上がっていたことから移転の検討を始めたという。昨年の6月には移転を前提に各部局へアンケート調査をしたところ、現状維持の意見が過半数だったが、東京駅近くを支持する意見も一定数あったことから移転を決定した。移転にあたってはこれまでのオフィスの機能をそのまま継続することを重視したが、占有面積の関係から縮小せざるを得ないものもあった。新たに行うサービスなどはこれから検討する予定だ。