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京都大学の環境・サステイナビリティを考える100人会議

2016.01.16

12月18日、「京都大学の環境・サステイナビリティを考える100人会議」が、北部食堂で開催された。参加者は京大に関係する学生、院生、研究生、教職員など。初回として今回は、ゴミ問題、教育、省エネ、健康などのキーワードでいくつかのグループに分かれ、持続可能なキャンパスづくりに向けたアイデアを出し合った。

会議が始まると、はじめにハーバード大学やイエール大学などの他大学の取り組みと、京都大学で行われている環境負荷低減活動が紹介された。これらを踏まえて行われた少人数での話し合いでは、学生から職員までの幅広い視野からの意見があがった。会議の後には各グループの代表者が発表を行い、出された提案や課題を参加者内で共有した。大学内でできるゴミの削減やエコの促進方法を考えるだけでなく、現行の制度が本当に環境問題改善に有効なのかという疑問や世代間での意識のずれも話題に上がった。

100人会議は環境報告書発行10周年記念特別座談会が開かれたことをきっかけに発足。今回の議論内容を受けたアクションプラン案をベースに、1月以降も随時議論を続けていくという。(鹿)