文化

能楽鑑賞会

2015.12.16

9日、京都大学の教職員と学生を対象とした能楽鑑賞会が京都観世会館で開催された。上演されたのは、狂言「延命袋」と能「通盛」の2演目。会場で配られた冊子には、能楽の基礎知識、番組(プログラム)、各演目のあらすじ、「通盛」の全ての台詞が記載され、能や狂言に触れたことがない人も楽しめる作りとなっている。また、留学生にも配慮して英語のあらすじも記載された。講演の幕が上がると、観客は時折冊子をめくりつつ、普段触れる機会の少ない能と狂言の世界を間近で楽しんだ。

能楽鑑賞会は、教育推進・学生支援部が課外教養行事の一環として1956年から毎年開催しているもので、今年で59回目を迎えた。(鹿)