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MIAKO終了へ 接続面倒 世代交代

2015.12.01

京都大学情報環境機構の提供する無線LANサービス「みあこネット(MIAKO)」が、2016年2月末をもって終了する。今年度から、より簡便な無線LANサービス「KUINS‐Air」が実装されたため。

MIAKOは利用の際にVPN接続をする必要がある。これによってネット接続時の安全性が高まる反面、設定に時間が掛かるなど面倒さを感じるユーザーも多かったという。KUINS‐Airでは必ずしもVPN接続をする必要が無い。またPPTP接続設定等をすることもなく、IDとパスワードの入力のみで接続できるなど利便化が図られている。

情報環境機構は2014年から3カ年にわたる学内無線LANサービス向上計画を進めており、KUINS‐Airの利用可能域を順次拡げていく。計画が始まった時点では利用可能な無線LANのアクセスポイントは約1000台だった。終了時点で約2500台を設置し、京都大学構内のほぼ全域で無線LANを利用可能にすることを目指す。