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昨年１１月祭前夜祭にて出店された教員甘酒が今年も出店される。教員甘酒は、教員と学生のふれあう場を設けることを目的として、応援団が主催・運営するイベント。参加する教員は来場者に甘酒を無料でふるまう。

応援団は例年、学生担当理事・副学長や総長に報告したうえで、教員に寄付や参加を募ってこの企画を運営している。２０１２年までは教員酒場として無料で酒類を提供していたが、酒類提供の是非についてはここ数年、企画段階で応援団と学生課の間での話し合いが行われていた。おととし、松本総長（当時）から酒類の提供について事実上の自粛を求められたことを受け、その年の教員酒場では酒類を提供しなかった。昨年、応援団は酒類の提供を再開したいと学生課に打診したものの断念、代わりに甘酒を提供することとした。厚生課によると、今年も先月ごろに応援団から酒類の提供について打診があったが、教員が無償で酒類を提供した結果事故が生じる可能性について十分に議論する時間を確保できないことを理由に、今年も酒類の提供を見送るよう要請したとのことである。これを踏まえ、応援団は今年の企画も去年の形態を引き継いだ「教員甘酒」として出店する。