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全部局に第二回意向調査 学域・学系制度へ準備着々

2015.11.01

現行の教育制度の組織改革である学域・学系制度を導入するのに先立ち、学域・学系制度検討ワーキンググループは教育研究組織等の教員に対し第二回意向調査を行い、一次締切の結果を公表した。

学域・学系制度では既存の教育研究組織等とは別に教員組織を設置し、柔軟に教員を配置できるという。定員内教員の教員人事に係る機能を有する教員組織「学系」を構成し、複数の学系を学術分野等に応じて大括りにした集合体として「人文・社会科学域」「自然科学域」「医・薬学域」「学際学域」の4学域を設ける。また、全学機能組織の定員内教員が所属する全学教員部を構成する。

その導入に先立って、教育研究組織等の全部局に対して第二回意向調査が行われた。一次締切の結果は左図の通り。

制度導入後の教員人事選考の工程は次の通り。教育研究組織の長が学系長に対し教員人事選考開始の要請を行う。学系長は学系会議に教員人事選考開始を附議する。教員選考調査委員会の委員5名程度を選出し、広く適任者を得るため公募を行う。応募者から教員選考調査委員会が学系の定める選考基準に基づいて教員候補者を選考し、学系長に報告ののち学系会議において審議を行ったうえで、投票により最終候補者を決定する。選考結果は学域会議で照合・確認され、問題がなければ総長に上申され、採用が発令される。