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東京オフィス アンケート実施

2015.07.16

京都大学東京オフィスの利用状況を調査するアンケートが実施され、6月に結果が公表された。アンケートは54の部局・部を対象に行われ、今後の機能充実を検討するのが目的。

アンケートは利用目的、立地、広さ、など5つの項目からなる。利用目的は講演会・セミナーの開催や、待ちあわせのための利用が多い。部局からは、小規模な打ち合わせができる会議スペースが欲しいとの要望が多数寄せられ、開館時間の延長や講演会時の運営サポートなども要望された。

広さや立地は、以前から東京在住の利用者から現在の品川では交通の便が悪い、また、費用対効果を考えると規模が大きすぎるのではないかとの声が寄せられていたことから質問に選ばれた。霞が関近辺や東京駅周辺などが選択肢に入れられていたが、広さを含め現状を望む声が過半数となった。しかし、移転を望む声もほぼ同数であったことを受け、今後は移転を含めて拠点機能の充実を検討する。

東京オフィスは首都圏における京都大学の戦略拠点として、2001年に帝国ホテル内に事務所が開設された。その後、2007年にJR東京駅直結のビルに移転したものの、床面積が34坪と狭く大人数での利用ができず、またセキュリティの問題から学生、卒業生のみの利用が不可能であったことから、2009年に現在の品川駅直結の品川インターシティビル内に再移転した。