ニュース

６月１５日から７月３１日まで京都大学図書館機構がウェブ上でアンケートを実施している。利用者の意見を集め、新しいサービスにつなげるのが狙い。

図書館機構全体としてのアンケート調査は２００８年に行われた前回のアンケート調査から７年ぶりだ。 前回では利用者らの声を受け「学習室２４」や「ラーニングコモンズ」が設置され、附属図書館の開館時間の延長も実現した。今回のアンケートは、２０１０年から２０１５年までの京都大学の基本的な目標を定めた第二期中期計画の一環として行われる。上記の図書館改革に関するフィードバックと新しい意見収集が目的だ。

全学生・教職員を対象とした今回のアンケートの前半では回答者の利用する図書館名や利用の頻度や目的、時間などに関する質問が並ぶ。後半では回答者が評価する図書館を選んで回答できる。アンケートに答えると回答者の中から抽選で１名に５万円相当の商品が当たるという。担当者は「普段図書館を使わない人にも積極的に回答してもらえれば」と話した。