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エコ~るど・京大 2015初夏の陣を開催

2015.07.01

6月1日から30日までの一カ月にわたり、エコ~るど・京大による「2015初夏の陣」が開催された。

エコ~るど・京大は、学内の環境意識の向上を目標に様々な企画を行う学生中心の団体だ。全員参加型で環境負荷を低減する「持続可能なキャンパス」(サステナブルキャンパス)の実現のために、多様な視点から環境問題について考え、地域を巻き込みながら行動を起こすことを目指す。その名前はエコとワールドからの造語で、フランス語で学校を意味する“ecole”の意味も込められている。

今回の2015初夏の陣では、エコに関わる様々な分野の教員の話を聞く「オープンラボ@ルネ」が行われたほか、地産地消を目指した「ナイルビールdeサステナブルナイト@カンフォーラ」や、廃油を使ったキャンドルづくりといった参加型のエコイベントも多数開催された。

また、より多くの人に参加してもらえるよう、今年からはフェイスブックやツイッターを使った企画も期間を通して実施された。「1日1エコ/糠漬けチャレンジ」では、糠漬けの天地返しをバトン代わりに京都府知事や京都市長などがエコな行動を紹介する様子が、フェイスブック上に毎日更新された。ツイッターで行われた食べ残しゼロを目指す企画の参加者には、抽選で1000円分の飲食券が贈られた。

20日に開催された「くすちゃんフェスタ@時計台」では、様々な団体によるエコパフォーマンスが行われ、ゲストとして市内の中学校の吹奏楽部やシンガーソングライターの竹上久美子氏も参加した。同時に時計台前では京都大学周辺で捕獲されたものを含む多数の生物が展示されており、ヤゴやオタマジャクシ、カイコなどのコーナーには子供から大人まで多くの人が訪れた。

エコ~るど・京大は、年に3回イベントを行っている。12月にはエコ~るど・京大冬の陣が開催される。