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吉田寮自治会確約締結 寮費・新棟に関する項目追加

2015.02.16

2月12日、文学部新館第2講義室にて、吉田寮自治会と杉万俊夫・厚生補導担当副学長との間で確約引き継ぎ団体交渉が行われた。これは吉田寮自治会と赤松明彦前副学長との間に交わされた確約書の内容を杉万副学長とも引き続き確認し、確約を締結するための交渉。杉万副学長就任後の引き継ぎ団体交渉は昨年12月から5回に渡って行われており、12日の交渉が6度目となる。この日の話し合いは前回の交渉までの内容を踏まえて比較的スムーズに進み、開始から約1時間ほどで確約の締結に至った。

赤松前副学長との間に結ばれた項目が今回も大筋で踏襲される形となったが、寮費をはじめとする寮生の経済負担については、なるべく低廉に抑えるべきであることを大学当局が認めるという文言が新たに加わった。また今年3月末に完成予定の吉田寮新棟についても、運営を吉田寮自治会が行うことが確認された。

京都大学には吉田寮・熊野寮・女子寮・室町寮の4つの寮が存在し、そのうち吉田寮と熊野寮では、寮自治会が厚生補導担当副学長と寮の運営などについて約束する確約書を締結している。