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シェアサイクル 本格導入はじまる

2014.10.01

今年3月に実験導入された自転車シェアサービス「COGOO」が、10月1日から本格導入される。実験導入を分析した結果、構内の自転車数削減に効果があると判断した。今後も利用状況のモニタリングは続けられ、必要に応じてサービスの見直しを行うという。

「COGOO」はリレーションズ株式会社による自転車貸し出しサービスで、施設部による構内自転車数の削減計画の一環として実施されている。京都大学の学生や教職員であればだれでも登録、利用することができ、8月31日までに1162人が登録し、延べ6369回利用されている。実験導入の時点で利用者の満足度は非常に高く、寄せられる不満の多くも自転車数や駐輪場の不足が主だった。これを受けて、本格導入では自転車数をこれまでの倍以上となる100台に増台し、駐輪場も新たに本部に1カ所、医学部と病院西に1カ所ずつの計3カ所増設する。利用時間は変わらず1時間であるが、2時間以上借り続けると1週間貸し出しが禁止される措置が新たに設けられた。

この他に広告を自転車に取り付けることも決まっており、開始時点ではリレーションズ株式会社の広告が掲載される。今後は環境に配慮した活動を行っている民間企業を中心に、事前に大学当局の確認を得たうえで広告を掲載する。