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文学部開講科目 セメスター制へ移行

2014.02.16

来年度より、文学部開講科目の大部分が半期ごとに単位が認定されるセメスター制へ移行する。文学部開講科目はこれまで大半が通年で提供されてきたが、来年度からは開講される約1000科目のうち、7割強の科目がセメスター制で開講されることになる。

 文学研究科教務掛によると、今回のセメスター化は京大から留学する学生に配慮したものだという。従来の通年制では、学期途中に海外へ留学する学生は、留学する年度または帰国する年度の単位が取得出来ず不利益をこうむっていた。こうした状況をふまえて、留学する学生のスケジュールに、より柔軟に対応できるセメスター制の導入に至ったという。

 文学部開講科目のセメスター化は、2011年に佐藤昭裕文学研究科長(当時)のもとで決定されたもの。2014年度の完全実施を目指して、これまでも一部科目ではセメスター化がすすめられていた。