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新営工事の入札終わる 合宿型研修施設(Ⅱ期)

2013.08.01

京都大学は、8月1日、「思修館」プログラムのための合宿型研修施設(Ⅱ期)について新営工事の入札を締切った。開札は翌2日に行われる。工期は契約日の翌日から2014年3月7日まで。

合宿型研修施設(Ⅱ期)は、「思修館」プログラム履修生が入居する2つめの施設。今年度からプログラム履修生が入居している第一研修施設「廣志房」の北、女性研究者支援センター跡地に新設される。同施設は鉄筋コンクリート造、地上4階建て。居室は30室で、施設長室や談話室なども備える。なお、「廣志房」の目玉の1つであった茶室は同施設にはない。1階北には女性研究者支援センターが入る。

同施設は2014年2月末に竣工予定。完成の目処が立ち次第、女性研究者支援センターが橘会館より移転することになる。同施設は来年度から開館されるが、新入生が入居するかはまだ未定であるという。

なお、8月28日には旧左京区役所跡地(吉田中阿達町)に建設予定の総合研究棟について新営工事の入札が終了する。総合研究棟は地上3階、地下1階建て。「思修館」プログラムのための3つ目の合宿型研修施設や研究室のほか、他研究科との共用スペースが設置される。総合研究棟は2014年7月末に竣工の予定。