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旧左京区役所解体入札はじまる 総合研究棟を建設へ

2013.04.01

京都大学は2月22日付で、旧左京区役所(吉田中阿達町)の取り壊し工事に関する入札情報を公表した。工期は2013年4月から7月26日まで。入札は4月2日午前12時まで受け付け、翌3日に開札が行われる。

旧左京区役所跡地は2月5日、駐車場部分を除く約2380平方メートルが、京都市から京大に6億1500万円で売却されていた。思修館設置準備室によると、取り壊された跡地には地上3階・地下1階建ての総合研究棟が建設されることになっており、「思修館」プログラムのための合宿型研修施設(Ⅲ期)や研究室が設置されるほか、地下は他研究科等との共用スペースとしても使用される予定だという。同施設は今年8月に着工され、およそ1年での完成を見込んでいる。

工事に先立ち、近隣住民を対象とした説明会が4月3日に芝蘭会館で行われる予定。