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大学院「総合生存学館」新設 2013年4月開設

2012.11.16

京都大学は、次代を担うグローバル人材を育成する大学院「総合生存学館(思修館)」を2013年4月1日付けで開設すると発表した。

総合生存学館は、地球社会の課題を総合的に分析し、解決に導くための方法論や思想、政策などを幅広く探究する学問である「総合生存学」の発展を通じて、自らの高い専門性を社会の課題解決のために展開できる幅広い知識とそれらを統合・融合する新たな能力を備えたグローバルリーダーの育成を目的としている。

総合生存学館の定員は20人。合宿型研修施設(学寮)が用意され、5年一貫の博士課程教育が行われる。社会の課題を解決するための専門的知識や応用能力を修得できる、専門科目や共通基盤科目を展開し、教員と学生、学生同士による討論や、産官の学外講師(特任教授)を加えたディベートなど、多様性のある思考や実践力を身に付けるためのカリキュラムが提供される。

2013年度入試は1月下旬に実施される。