文化

学際研究コンテスト開催決定!学内団体・Xmajorの新しい取り組み

2012.09.16

2012年の後期に、学習系サークルであるXmajor(クロスメジャー)が、大学生のための学際研究コンテストを開く。コンテストについて、またサークルの取り組みについて、Xmajor次期代表である経済学部3回生の星田佳祐さんに話を聞いた。(P)

学際研究コンテストは大学・学部・回生を問わずに参加することができ、後期を通して行われる。まずは「経済と社会」「医療福祉と社会」といった、学際的かつ社会に根差したテーマを設定する。その後テーマごとにグループに分かれ、週に一度関連する授業に出たり議論を行ったりする。また、定期的に、外部の講師を呼ぶなどして、研究やプレゼンテーションの方法を講義形式で学ぶ。1月には最終発表会を予定しており、審査員は全員大学教員にすることを予定している。

大学には実績ある教員や大きな図書館といった貴重なリソースがあるにもかかわらず、それを活かし切れていないのではないか。そうした問題意識のもと「学生が大学にいる価値を最大化する」という理念をもって、Xmajorは、2011年の3月に発足した。それ以降は、討論会や勉強会を行いつつ、理念を反映するために活動を模索してきた。今年度前期は「リベラル・アーツ・プログラム」という企画を行った。このプログラムは、グループに分かれて一般教養科目の講義を受け、グループごとに授業の振り返りや内容に関する議論を行うとともに、教授に対して質問などをするというものである。過去には実際に「グループ・ダイナミクス」の授業で教授と話し、実際に院生の協力のもと講義の内容を体験するゲームを行った。

Xmajorではそうした活動を通して、単に勉強をすることだけではなく、発表やディスカッションなどといった技能を磨く場を提供することも狙いとしている。Xmajorに入らなくてもコンテストに参加することができるため、詳しい情報を知りたい人はホームページ(https://sites.google.com/site/xstudy2012/)を参照されたい。