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「待機乳児」保育室始まる 入所待ち児の駆け込みに 女性研究者支援センター

2007.12.16

女性研究者支援センターでは、保育園への入所待ちをしている乳児(待機乳児)のために、12月17日よりセンタ―の一階に保育室を開設する。利用できるのは、原則的に京都大学に所属する女子学生・女性研究者のみ。当面は08年3月まで開設する。

運営は、主に大都市圏を中心にベビーシッター派遣などを行っているアルファ・コーポレーションに委託する。利用料金は月5万円で、同様の保育室に比べても格段に安いという。保育時間は9時から18時で、時間外の保育は30分当たり1050円。

受け入れ人数の限度は8人で、告知してから1ヶ月しか経っていないものの、すでに3件の申し込みがあった。17日からまずは1人の受け入れを開始するという。

登谷美穂子・女性研究者支援センター長は、「女性研究者にとって、(保育園に入れない)待機乳児は一番困っていること。すでに申し込みのあったところからは重宝がられている」と話す。

《本紙に写真掲載》