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職員独自採用枠創設 専門業務職員の確保へ

2011.10.01

京都大学は、2012年度以降の職員採用において、従来の採用制度とは異なる独自の採用枠を創設することを決めた。

京大では2004年の法人化以降、教職員の業務が多様化・複雑化しており、従来の業務区分では対応することができない新たな分野が増加している。そこで、教員を支援し、教員と協働で業務の推進に取り組むことのできる高度な専門的知識と経験を有する人材を獲得するため、広く公募をかけて「専門業務職員」を採用することとした。

2012年の専門業務職員の採用では、法務業務や渉外広報業務などの6区分において10名程度を募集する。募集条件は業務経験者に限定し、新卒者の応募はできない。給与体系は専門業務の給与体系に準ずる。

また、2013年度からは独自採用試験を実施し、民間企業同様に就職ナビに登録して優秀な人材の確保を目指す。募集人員は15人程度で、こちらは新卒者の応募も可能である。

《本紙に図表掲載》