猫と人の幸をキャッチ 京大ねこサークル Cat-Ch
2026.03.16
相原さんの推し猫・ちびちゃん(写真は提供)
猫と人との共生探る
🐾サークルの活動内容は?
相原 毎日18時半に大学内に集合して餌を作り、学内を回って8匹の猫に餌をあげています。休日も活動を欠かしません。餌は猫の好みや体調を考慮しつつ市販の餌をブレンドして作り、一匹ずつ変えています。猫は基本的に同じ時間に同じ場所にいるので、猫を探すのに苦労しません。自然の中で暮らす猫なので、干渉しすぎないように注意しています。
萩原 餌やりの他に、学園祭のNFでは屋内外で出店しています。屋内の出店は、サークルを地域の方に知ってもらうことと、NFで知った人が将来入部してくれることを狙って、一昨年から始めました。会場では、サークルの活動内容を伝えるポスターの掲示や、会員の撮影した学内の猫の写真の展示、猫の人気投票を行いました。屋外の模擬店ではお汁粉を売り、収益増加を狙いました。
相原 また、2013年の創設当時は猫を捕まえていました。当時は学内に80匹の猫がいて、繁殖に伴った糞尿や騒音が大きな問題でした。そこで仕方なく、動物病院に連れて行って去勢してもらったそうです。今我々がお世話しているどの猫も去勢済みです。
萩原 Cat-Chには「ねこも幸あれ、人も幸あれ」という活動理念があります。猫にも人にも住みやすい環境を目指し、現在は他大学の学生も含めて95名で活動しています。
🐾サークルの名前の由来は?
萩原 「人と猫のつながりを」という意味のCat-Channelを略しました。
相原 去勢時に、猫を捕まえて(キャッチして)いたことも掛けています。
🐾サークルの強みとは?
相原 猫を毎日拝めるところですね。週1参加も、兼サーもできるのも魅力的です!
萩原 一人暮らしで猫を飼うハードルの高い人が猫に触れ合えるところです!
野良猫への考えが変化
🐾猫に対する考えは変わった?
相原 活動を通して、街中でゴミを漁るだけといったような望まれない環境下で生きる猫をどうすれば減らせるのかに、関心を持つようになりました。
萩原 「猫が可愛いな」くらいの軽い気持ちでCat-Chに入りましたが、実際に活動する中で、猫と人との共生を信念に活動しているサークルだと気付きました。本来、猫は愛玩動物として人間の管理下で生きていくべき生き物だと私は考えています。ただ、人間の勝手で猫を殺処分にしたり、その責任を行政に全て押し付けたりするのは違うのではないかと思っています。微々たるものかもしれませんが、サークルの活動を通して、私たちは猫をただ愛でるだけでいいわけではないという認識が少しでも広まってくれればと考えています。
🐾サークルには批判も?
萩原 一昨年の餌やり中に、地域住民の方から「どこに許可をとってやっているのか」と指摘されたことがあります。
相原 私たちがサークルとして猫の去勢を決めた以上、責任を持って猫に最低限のご飯を与える必要があると考えます。
唯一無二な「猫」
🐾学内の推し猫は?
相原 北部構内にいる「ちびちゃん」です。黒色と茶色の模様をベースに白い毛が混じったキジ白という柄で、かなり人慣れしています。顔は美形で人気も高く、ファンによるグループLINEがあるほどです(笑)。実は慢性的な風邪をひいていて、他の会員と話し合って動物病院に連れて行ったこともあります。
萩原 「とらちゃん」という本部構内に住む小柄な子が好きです。黒色と茶色の縞模様のキジトラと呼ばれる柄をしています。すごく可愛らしい声で鳴くところと、ご飯の好き嫌いが激しく大きな態度をとるところが大好きです。
🐾猫はどんな存在?
相原 可愛くて、見ていて癒される存在ですね。
萩原 人間は色々と意見が衝突することもありますが、猫はどんな時も変わらず、自由気ままに餌を食べて帰っていきます。落ち着きを与えてくれる存在です。
🐾ありがとうございました。(聞き手:郷・燈・鷲)



