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11月祭 今年も部分禁酒 事務局「飲酒トラブルなし」

2025.12.01

11月21日から24日にかけて、京大の学園祭「11月祭」が開催され、4日間で約10万人が来場した。今年も昨年に引き続き、酒類提供と飲酒を限定的に認める酒類規制が実施された。11月祭事務局は、飲酒関連のトラブルは確認されなかったとし、「アルコールパスポートの運用がうまくいった」と手ごたえを語った。

過度な飲酒によるトラブルや泥酔者の救急搬送を受け、2019年度以降、11月祭では酒類の持ち込みや提供が禁止されてきたが、昨年6年ぶりに酒類提供と既定の場所内での飲酒が解禁された。ただ、酒類提供の場所・時間・購入資格・量などには制限が設けられた。酒類の提供を受ける際には、20歳以上が取得できる「アルコールパスポート」の着用を必須とした。

昨年度の意見を受け、事務局は今年度から飲酒可能量を2杯から3杯に緩和した。また、酒類を提供できる模擬店企画の枠数を10枠から14枠に増やしたが、実際に提供したのは11店舗にとどまった。さらに利便性などの観点から、昨年まで杯数ではなくアルコール量でカウントしていた北部祭典のアルコールパスポートも共通化した。

今回は泥酔者の発生などの飲酒トラブルはなかった一方、酒類に関係しない救急車の入構が2件、その他体調不良は複数件確認されたという。さらに「酒類取扱基本規則」に違反したとして、1企画が営業停止になった。酒類規制を知らない来場者への対応にも課題があるとし、事前の広報と当日の運用を強化したいと回答した。

総括として、事務局は出展企画数が昨年から40ほど増加した点を評価しつつ、当日の案内のわかりにくさを課題に挙げた。