文化

野球部 あと1本出ず関学に惜敗 遠い1勝 3季連続リーグ最下位

2025.11.01

野球部 あと1本出ず関学に惜敗 遠い1勝 3季連続リーグ最下位

試合の様子(硬式野球部提供)

硬式野球部は10月11日、ほっともっと神戸フィールド(兵庫県神戸市)で関西学院大学と対戦し、3-4で惜敗した。今年の秋季リーグを全敗で終え、昨年の秋季リーグから3連続で最下位に沈んだ。

序盤は互角の試合展開だった。2回裏、関学は京大のエラーをきっかけに一死二塁のチャンスを作ると、7番・深田元貴のタイムリーヒットで1点を先制する。すると3回表、京大は四球とヒットで二死一三塁のチャンスを作ると、3番・細見宙生(工4)のタイムリーヒットですぐさま1点を返した。二死一二塁となり、続く4番・山崎慶(文3)がレフトへヒットを放つも、二塁の2番・髙井晴樹(農1)は走塁死となり、勝ち越しとはならなかった。

京大の先発は渚阿貴(工2)。6回までに許したヒットはわずか4本と、関学打線を圧巻のピッチングで抑え込んだ。だが7回裏、二者連続でヒットを打たれると、続くバッターに犠牲フライを打たれ、1点の勝ち越しを許す。その後、味方のエラーも絡んで二死二三塁のピンチを招くと、関学の1番・角野健士に痛恨の2点タイムリーヒットを浴び、点差は3点に広がった。

だが続く8回表、京大打線が奮起する。まず、先頭の8番・南拓志(工4)がセンターへのヒットで出塁。代打・山本陶二(経4)はセンターフライに倒れるも、1番・田澤叶羽(農1)がツーベースヒットを放ち、一死二三塁のチャンスを作る。続く2番・髙井はフルカウントからの6球目をライトへ見事に弾き返し1点を返した。その後、3番・細見は見逃し三振で2アウトとなるも、代打・坂井康希(法3)が四球を選んで満塁とし、5番・谷口航太郎(法4)が初球をレフトへ打って更に1点を返した。しかし、続く代打・中島大我(工4)はセカンドゴロに打ち取られ、同点とはならなかった。京大は9回表にも、二死一二塁のチャンスを作ったが、あと1本が出なかった。

近田怜王監督は、本紙の取材に対して「先発の渚には行けるところまで頑張ってもらって、4回生で締めて勝つと考えて戦った」と明かし、「4回生を後輩たちが盛り立てる形で最後まで粘りの戦いをしてくれた」と総括した。

昨年度の春季リーグでは、歴代最高タイの4位と躍進したが、今年度の春季リーグの成績は0勝10敗1分、秋季リーグの成績は0勝10敗と、春季・秋季ともに1勝が遠のいた。近田監督は「今年度はチームとは何か、勝つためには能力だけではダメだということなど、学生野球の難しさを改めて学んだ一年だった」と振り返った。また、卒業を控える4回生の入部が「今の京大が勝てるようになった理由の一つ」と語り、「感謝の気持ちでいっぱい」だと述べた。(郷)