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京大 入学者へ誓詞求めず 25年10月入学者から

2025.09.16

京大は7月、学生へ入学時に提出を求めていた「誓詞」を廃止することを決定した。入学手続きの電子化を検討する過程で、誓詞の取り扱いについても検討した結果、廃止に至った。2025年10月入学者から提出を求めない。

京大によると、誓詞は、入学に際し決意を新たにし、勉学などに励むよう入学者に自覚を促すためのものとして設けられていた。過去には、誓詞を提出しなかった者を除籍とする規定をめぐり、混乱が起きたこともあった。京都大学文書館が過去に発表した資料によると、誓詞は京大創立期から存在した。1973年の入学式にて、教育学部自治会が除籍とする根拠について説明を求めるも教授会は返答せず、入学式が混乱。75年に京大は、誓詞について「それなりの意味が有る」ものの、除籍規定は「当を失する」として削除した。京大によると、誓詞廃止後は、代替のものを用意する予定はないという。