企画

検証!法人化後の京都大学

2010.11.04

京都大学をふくむ国立大学が法人化されてから6年が経過した。法人化当時は活発に大学のあり方をめぐる議論が展開されたようであるが、今ではすっかり沈静化してしまったように思われる。しかし、何事もなくこの間の月日が経過していたわけではなく、昨年の「事業仕分け」騒動に見られたように、外的な危機は何度かあったし、大学内部においては、もはや全ての動きを把握している人間はいないのではと感じられるほど凄まじい勢いで組織の改編、外部機関との関係強化、システム変更といった「改革」が続けられている。

現行の独立行政法人制度について早くも「全廃も含む見直し」が唱えられ始めている中で、一度京都大学という場に焦点を絞り、法人化後の状況をいくつかのトピックに分類して解説したい。(編集部)


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