野生動物研究センター CF開始 モニタリング資金 獲得めざす
2025.07.01
京大野生動物研究センター海獣班は、海棲哺乳類(海獣)の研究にかかる費用調達を目的としたクラウドファンディング(CF)を立ち上げた。気候変動などの危機にさらされる海獣のモニタリング資金の獲得を目指す。将来的に「間に合わなかった」と諦めないために策を練らなければならないという。第1目標金額は500万円。寄付募集は7月31日まで。
野生動物研究センター海獣班は2021年に活動を始めた研究グループ。シャチ、ラッコ、アザラシなどの海獣のフィールド研究に取り組んでおり、海獣とヒトが共生する未来づくりを目指す。19年と22年に、北海道のシャチに関するCFを実施しており、従来1つだと思われていたシャチの生態型が2つであることなどを明らかにした。
今回グループが立ち上げたCFは、海獣のモニタリングに費やされる資金の獲得を目的としている。グループによると、▼気候変動による海水温の上昇と海氷の減少▼鳥インフルエンザの流行▼生息域における開発の可能性、といった変動の中、海獣の変化に迅速かつ適切に対応するためのモニタリングが不可欠だという。一方で研究予算の削減や円安、エネルギー価格の高騰によって資金調達が困難になっている。グループはCFの目的として資金調達に加え、海獣の境遇の周知も挙げる。将来的に今より深刻な状況に苛まれた際に「間に合わなかった」と諦めずにすむように、現状から目を背けずに策を練る必要があるという。
集まった資金は北海道やグリーンランドへの旅費や調査船のチャーター費、潜水調査費などに用いられる。寄付はCFサイト「READYFOR」にて7月31日まで募る。7月1日現在、約280万円が集まっている。
野生動物研究センター海獣班は2021年に活動を始めた研究グループ。シャチ、ラッコ、アザラシなどの海獣のフィールド研究に取り組んでおり、海獣とヒトが共生する未来づくりを目指す。19年と22年に、北海道のシャチに関するCFを実施しており、従来1つだと思われていたシャチの生態型が2つであることなどを明らかにした。
今回グループが立ち上げたCFは、海獣のモニタリングに費やされる資金の獲得を目的としている。グループによると、▼気候変動による海水温の上昇と海氷の減少▼鳥インフルエンザの流行▼生息域における開発の可能性、といった変動の中、海獣の変化に迅速かつ適切に対応するためのモニタリングが不可欠だという。一方で研究予算の削減や円安、エネルギー価格の高騰によって資金調達が困難になっている。グループはCFの目的として資金調達に加え、海獣の境遇の周知も挙げる。将来的に今より深刻な状況に苛まれた際に「間に合わなかった」と諦めずにすむように、現状から目を背けずに策を練る必要があるという。
集まった資金は北海道やグリーンランドへの旅費や調査船のチャーター費、潜水調査費などに用いられる。寄付はCFサイト「READYFOR」にて7月31日まで募る。7月1日現在、約280万円が集まっている。
